13日に開幕する米男子ツアー、AT&Tバイロン・ネルソン（米テキサス州／TPCクレイグランチ）に出場する小平智がインタビューに答えた。

―前週のウェルズファーゴチャンピオンシップ（11位タイ）を振り返って

　あのコースは全米プロ（2017年）でやっていて、予選も通ってアンダーも出していたので、イメージは凄く良いコースでした。そのイメージのまま先週は4日間良いリズムで回れました。（RBC）ヘリテイジ以降で初めて上位に行けたので、凄く楽しかったです。

―特にパッティングが良かったですね

　何も変えていないですけど、ショットが良かったのでパットも良いところにあって、それが良いスコアに繋がったのかなと思っています。

―シード権争いについて

　先週でランキングも上に行ったので、このペースで行きたいというのはあります。なかなか上手くやらせてはくれないのがPGAツアーなので、そこを何とか踏ん張ってシード権を獲れるように頑張りたいなと思います。

―小平選手以降、米ツアーシードを獲得した日本人選手がいないですが

（松山）英樹がマスターズで優勝してくれて、自分には出来ないと思うのか、僕にも出来ると思うのか。それは人それぞれですが、「自分でも出来る」と思ってくれる人がちょっとでも増えてくれれば。

　挑戦するという気持ちがある人には、応援もしたいですけど僕も負けたくないですし、良いライバルになると思います。僕もこういう位置ですけど、ずっと挑戦し続けて来ているので、これからもそれは変わりません。若い子たちにもどんどん挑戦して頂きたいなと思いますね。

―今週のTPCクレイグランチについて

　先週と打って変わって、広くて距離が長いコースなので、飛ばし屋が有利という感じがします。先週も良い結果を残せたので、今週も強い気持ちでやりたいなと思います。

―ゴルフの調子は？

　全体的に調子が良いですね。予選を通過して、上位争いできるように頑張りたいです。