笠りつ子が、国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメント（新潟県／ヨネックスカントリークラブ）で5年ぶりのツアー通算6勝目を挙げた。

―優勝した今の心境は

　正直あっぷあっぷでしたが、振り返ると3日間ノーボギーでプレーできました。英語だとワイヤートゥワイヤーでしたっけ。（完全優勝が）できて良かったです。

―危機的な状況でも上手くプレーできた要因

　コースのコンディションがとても素晴らしくて相性が良かったので、しっかりグリーン上でマッチしたなと思っています。本当に良かったです。

―優勝争いをした三ヶ島かな選手や山路晶選手について

　三ヶ嶋かなちゃんのプレーのリズムがすごく良くて回りやすく、くっついて行こうと思いがありました。山路さんは落ちちゃいましたが、もっともっと強くなると思いました。

―同組の2選手に声をかけて良い雰囲気を作ろうとしていた

　それはずっとやっていることで、逆に回りやすくして相手を良くしてしまうこともあると思いますが、お互いに良い流れで一日プレーできたらなと思いながら楽しくやろうと思っています。

―2019年の出来事から周囲の励ましはあったか

　皆さんが応援してくれていると思いながらプレーできましたし、昨日までは緊張していましたが、今日はのびのびと力まずに皆が見てくれているという風にリラックスしてプレーができました。

―この優勝を誰に伝えたいか

　応援して下さるファンの皆様、暴言の後も切れることなく応援して下さるスポンサーの方々に感謝していますし、悲しい思いをさせてしまった家族や先輩、本当に周りの人たちに伝えたいです。

（写真：Getty Images）