米男子ツアーのロケットモーゲージクラシックはキャム・デービス（豪）が5ホールのプレーオフを制してツアー初優勝を挙げた。先週のトラベラーズチャンピオンシップは8ホールのプレーオフだったため、2週連続で長い戦いとなった。

　通算18アンダーでトロイ・メリット（米）、ホアキン・ニーマン（チリ）と並び、ニーマンは1ホール目で早々に脱落。4ホール目を終えたときデービスは「先週みたいに長引きそうだな」と思ったそうだが、5ホール目でメリットがボギーを叩き、デービスに軍配が上がった。

「長いプレーオフだったけど、信じられない。緊張するとパッティングのミスが増えてしまうが、今日は何とかなった」

　下部ツアーから昇格して2019年から米男子ツアーに参戦しているデービス。オーストラリアはグレッグ・ノーマンをはじめ、スチュアート・アップルビー、ジェフ・オギルビー、アダム・スコット、ジェイソン・デイ、マーク・リーシュマン、キャメロン・スミスと素晴らしい選手がたくさんいる。その中に今回、デービスが加わった。26歳の若手に今後も注目していきたい。

（写真：Getty Images）