堀琴音が国内女子ツアーのTポイント×ENEOSゴルフトーナメント（鹿児島県／鹿児島高牧カントリークラブ）で昨年7月以来となるツアー通算2勝目を挙げた。

―優勝した今の心境は

　結婚会見みたいになっちゃいますが、幸せ一杯です。

―2勝目までの道のりについて

　期間的に短いと思われるかもしれないですが、個人的には色々な葛藤があったと思います。2勝目を目指した時に調子を崩してしまい、「2勝目できるかな」と内心思いましたが、今シーズンが始まって3試合目で優勝できて本当に良かったです。

―最終ラウンド前の心境は

（最終日を）単独トップでスタートするのが初めてだったので、少し気持ち的にはハラハラどきどきしていましたが、上を見て自分自身を追いかける気持ちで頑張りました。

―バーディ発進となった1番ホールについて

　スタートがロングホールということで、ティーショットがフェアウェイに行き、セカンドショットが花道のところまで行ったことがバーディに繋がったので、ショットには助けられたと思います。

―後半になり気持ちに何か変化はあったか

　ずっと接戦でしたが、16番のバーディチャンスが来た時に、「獲れるのはここぐらいしかない」と思ったので、強い気持ちで打つことだけを考えて打ちました。

―最終18番を迎えた時の心境は

　緊張は正直しなかったですが、ティーショットもセカンドも想像以上に飛んでいたので、身体は緊張していると思いました。最後の下りのフックラインのパターは緊張のピークでハラハラどきどきでした。お先のパットのところまで寄せられて、その時にホッとしました。

―初優勝時との気持ちの違いは

　初優勝の時は苦しいことがフラッシュバックして色々なことが込み上げてきましたが、2勝目は自信になる優勝となったので前とは全然違いました。

―今後の目標について

　目標が複数回優勝を挙げることで、こんなに早く達成できるとは思ってもいなかったですが、今季2勝目を挙げられるように頑張るのみだと思います。

（写真 : Getty Images）