25歳のスコッティ・シェフラー（米）が、世界選手権シリーズのWGC-デルテクノロジーズマッチプレー（米テキサス州／オースティンカントリークラブ）で優勝し、今季3勝目を挙げるとともに自身初の世界ランク1位となった。

　シェフラーは準決勝でダスティン・ジョンソン（米）を撃破すると、決勝ではケビン・キズナー（米）に対して1ホールも与えずに勝利した。

「夢でもここまで（世界1位まで）来るとは思っていなかった。ただ、ゴルフが好きで競い合うのも好き。こうしてプレーできるだけでとても幸せ」

　しかもテキサスはシェフラーの地元。「家族や友達の前で勝てるなんて、本当に最高」と嬉し涙を流した。世界ランク1位になったとはいえ、一般的な知名度でいうとまだまだだが、再来週はマスターズが控えている。

　日本のファンからすると松山英樹の連覇を期待するが、ストップをかけるのはこのシェフラーかもしれない。

（写真 : Getty Images）