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アプローチが苦手な人にあえてオススメ「エッジを刺すアプローチ」とは?奥嶋誠昭コーチ

2022年4月20日(水)午後1:39

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 稲見萌寧、高橋彩華、木下稜介らトッププロのほか、多くのアマチュア、ジュニアゴルファーを指導している奥嶋誠昭ツアープロコーチ。プロでもアマチュアも教えることは同じという奥嶋コーチによる、ラウンド中1打でも縮めるためのレッスンを紹介します。
 
実は安全!?「エッジを刺すアプローチ」




 ウェッジでのアプローチというのは、バンスを使って打つというのが一般的です。バンスを使うことによって、ボールが上がりやすくなると同時に、球筋が柔らかくなるからです。また、スピンも利きやすくなります。

 しかし、バンスを使うアプローチを使いこなすためには、それなりの技術が必要になってきます。また、人工芝の練習場では上手く滑るのに、コースでは滑ってくれないなど、地面の状態に成否が左右されることがよくあります。

 そこであえてオススメしたいのが、エッジ(リーディングエッジ)を刺すアプローチです。

 エッジを刺す打ち方だと、バンスを使ったときに比べて球筋が強くなったり、スピンが入りにくくなるなどデメリットも出てきますが、ミスを最小限に抑えて確実に寄せるためにはこちらのほうが安全です。また、距離感に関しても、落としどころさえ間違えなければ大きく狂うこともありません。

 さて、その打ち方ですが、大事なことはショット同様、ハンドファーストに当てることです。

 ポイントになるのは、構えたときのボールの位置で、右足外側の延長線上にセットします。そうすれば、構えでハンドファーストの形ができるからです。逆にボールの位置を左足寄りにすると、ハンドファーストでとらえるためには手を前に出さなければならず、その結果ヘッドが地面に届きにくくなるためトップしやすくなります。

 ボールを右に置いたら、あとは上げて下ろすだけ。くれぐれもバンスを使おうとしたり、きれいに打とうとして、ボールの手前ギリギリにリーディングエッジを入れようとして手首を解いてしまわないように注意しましょう。

 エッジを刺す打ち方にはもうひとつメリットがあるのですが、それはドライバーからウェッジまで同じ打ち方ができること。すべてのショットが繋がるので、ゴルフがシンプルになります。

 参考のために、バンスを使う打ち方のポイントも紹介しておきましょう。

 バンスを使う場合は、ハンドファーストに当てるのではなく、ダウンスイングで手首を解き、インパクトからフォロースルーでは左手首を甲側に曲げていく動きが必要です。一般的に、“丸く振る”という動きです。

 この場合は、ボールの位置も左足カカト線上が正解。先ほどもいったようにボールが柔らかく高く飛び、スピンも利きます。

 これが使えるようになるとアプローチの幅も広がります。エッジを刺す打ち方が自信をもってできるようになったら、こちらも練習しておきましょう。

★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4 奥嶋誠昭メソッド #3」より(放送・見逃し配信中)

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