ニュース・コラム

レッスン

フェアウェイウッドはしっかり振り抜こう!上井邦裕

2022年6月2日(木)午後4:35

この記事のキーワード
 パー5や長めのパー4で大きな武器になるのがフェアウェイウッド(FW)。特にアマチュアゴルファーの場合は、ティショットが飛ばなかったり、ミスをすることが多いので、FWに頼る場面も多いのではないでしょうか。

 しかしその一方で、FWを苦手にしている人も少なくいないようです。ゴルファーによっては、「当たる気がしない」という人もいます。

 どうすれば上手く打てるようになるのか?まず考えなければいけないのが、クラブ選択です。基本的に今どきのFWは、飛距離重視でスピンが少なく、ボールが上がらない設計になっています。そういうクラブで必死に上げようとするからミスが出るのです。

 このような事態に陥るのを防ぐためには、いつものスイングで打っても簡単にボールが上がってくれる低重心でロフト角大きめのFWを持つことが大事です。場合によっては、フェアウェイからはロフト14~15度のスプーンは使わないという決断をすることも必要です。

 また、スイングに関しては、他のクラブが普通に打てているのなら、「当てようとしないこと」が最大のポイントになります。というのも、アマチュアの皆さんのFWでのショットを見ていると、当てようとして体が止まってしまい、手打ちになってボールをミートできないという人が多いからです。

 ボールを目の前にすると不安を覚えるのはわかりますが、ミスを恐れず、体をきちんと回してしっかり振り抜く。そのほうがミスは確実に減るはずです。

 芯に当たる確率が増えてくれば自信も出てくるもの。苦手だからといって手にするのをためらっていたら、いつまで経ってもスコアは縮まりません。「ボールが上がるFWを思い切り振り抜く作戦」で、ぜひともFWを得意クラブにしてください。



上井邦裕(かみい・くにひろ)
1982年10月28日、大阪府生まれ。05年にプロ転向し、08年に出場10試合で初のシードを獲得。10年「VanaH杯KBCオーガスタ」では8番のパー3で初日と3日目にエースを決め、世界初の同一大会同一ホールのホールインワンとしてギネスに認定された。15年にシードを喪失するも、17年に復帰。19年も不振でシード陥落となったが、20-21年、賞金ランク28位でシード復活を果たした。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/5/27 発売号より転載)

関連番組

ひとりゴルフ

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。