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パターは少しインサイドに引くことを意識!橋添穂

2022年6月9日(木)午後4:33

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 得意クラブを聞かれたときは、「パター」と答えるほど、パッティングは好きなんですが、ストロークの際、いつも意識していることがあります。それは、パターのヘッドがアウトサイドに上がりすぎないことです。

 パッティングの場合、ヘッドがアウトサイドに上がると(写真①)、上がった位置からボールに向かって動くことになるので、確実にアウトサイドインのカット軌道になる。その結果、こすり球になってボールの転がりが悪くなり、距離感が合わなくなるからです。
 
写真①

 そうならないために、私の場合は、少しインサイドに引いています(同②)。真っ直ぐ引くのが理想で、パターのモデルによっては真っ直ぐに引いたほうがいいものもあると思いますが、私は絶対にアウトサイドに上げたくないので、緩やかなインサイド軌道になるようにしています。
 
同②

 そうすれば、ボールも順回転になりやすいので、距離感も合いやすくなります。

 もし距離感が合いづらいという人がいたら、経験不足を嘆く前にパターの軌道をチェックしてみてください。けっこう距離感が合ってくるかもしれませんよ。

 また、ラウンドで距離感を合わせるためには、プレーをするグリーンの速さをつかむことも大事です。

 私の場合はラウンド前、まず好きな振り幅で上りと下りを3球ずつぐらい打ちます(同③)。そうするとだいたい同じところにボールが止まるので、それを基本の距離として歩測しておきます。
 
同③

 そして、実際のプレーのときは、ボールからカップまでを歩測して、8歩だったら好きな振り幅よりも「少し強め」、6歩だったら「少し弱め」に打ちます。

 このようの距離感の基準があれば、大きく狂うことがなくなるので、3パットも防ぐことができるはず。ぜひお試しください。

橋添穂(はしぞえ・みのり)
2000年6月23日、山梨県生まれ。四姉妹の末っ子で、プロゴルファーの父・橋添純司の影響で3歳からゴルフを始める。小学校から高校まで週3回、父の開くジュニアスクールで研鑽を積み、2021年のプロテストを5位で合格した。今季はステップアップツアーを主戦場に戦い、レギュラーツアーのシード権獲得を狙う。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/6/3 発売号より転載)

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