アクシネット ジャパン インクが展開するブランド「TITLEIST（タイトリスト）」は「TSR（ティーエスアール）」ドライバーを2022年9月30日に発売する。価格は88,000円（税込）～。

　新モデル「TSR」は2022年6月のトラベラーズチャンピオンシップでデビュー すると、デビュー初戦にも関わらず18名のプレーヤーがスイッチ。同年の全英オープンでは21名がTSRドライバーを使用し、キャメロン・スミスが優勝、キャメロン・ヤングが2位となり、タイトリストTSR3 ドライ バーは今年最後のメジャーで1-2フィニッシュに貢献した。



　タイトリストのメタルウッド開発担当ディレクターであるステファニー・ラトレルは、次のように述べている。

「インパクトのあらゆる側面を徹底的に研究・検証し、すべてプレーヤーが望む驚異のスピードと飛距離性能、そして高い安定性を、すべてのスイングにおいて繰り返し実現できるようデザイン設計、開発されています。PGAツアーで最も使用された前作ドライバーのメリットのすべてをNEW TSRにも取り入れ、さらに進化させるために、新しいフェーステクノロジーの導入やエアロダイナミクスの改良を実施しました。すべてのゴルファーのスピードパフォーマンスを、より一層引き出すことができるドライバーとなっています」

　TSR2、TSR3、TSR4の3つのモデルは、あらゆるプレーヤーに対応できるようそれぞれ異なるパフォーマンスを提供する。

　TSR2は、驚異のスピードと安定性を実現する最高のパフォーマンスドライバーであり、TSR3は、SureFit®調整可能なCGトラックウェイトなどの精密チューニングが生み出す驚異のスピードを実現。TSR4は、進化した調整可能なSureFit®ウェイトにより、スピンを抑えて最適化させるようにコントロールすることができる。



　タイトリストスピードプロジェクトが始まって以来、開発チームはクラブヘッドのスピードを上げるために最も重要な要素の一つは空力デザインにあると位置付けている。TSRドライバーでは、スイングウェイトを収納する新しいボートテール形状を採用し、クラブソールから空気抵抗力の要素を1つ減らしている。



　TSRドライバーは2つの新しいVFT構造を採用。TSR2とTSR4は、マルチプラトーVFTフェースを採用し、中心に向けて厚さを調整することでフェース全体で高くほぼ一定の反発係数を生み出し、オフセンターショットに対してより許容性が高くなった。

　TSR3が採用したスピードリングVFTフェース構造は、最大のCT/COR値のそれぞれをスイートスポットの中心になるように設計。フェースセンターでとらえたボールは、さらにスピードアップしたティショットを実現する。
 

TSR2 DRIVER

　タイトリスト史上最高のスピード性能と弾道安定性を追求しながら、多くのツアープレーヤーが認める、さらに美しく安心感溢れるシェイプへと進化。飛距離と許容性の完璧なバランス、高打ち出し、低スピン、そしてスピード性能を究め、ティショットのパフォーマンスをかつてないほど引き上げる。
 

TSR3 DRIVER

　進化した弾道調整システム「SureFit® CG トラック」によって、驚異的なスピードと飛距離、そして大きな満足感を提供するプレーヤーズドライバーがTSR3である。TSi3の美しいシェイプと自信を与える打感・打音はそのままに、さらに向上したスピードパフォーマンスがスコアアップへと導く。
 

TSR4 DRIVER

　通常のドライバーでは3000回転／秒以上のバックスピンがかかってしまうプレーヤーに対し、TSR4は適切なスピンコントロールによる飛距離アップを約束する。ソール2箇所のウェイト調整により最適なスピンパフォーマンスを選択可能。進化したスピード性能と弾道の最適化によって、風に負けない強弾道を生み出す。