ザ・プレジデンツカップは25日、米ノースカロライナ州のクエイルホロークラブで最終日の競技であるシングルス戦が行われ、17.5対12.5で米国選抜が勝利。中でもジョーダン・スピース（米）が大きく貢献した。

　ダブルス戦はジャスティン・トーマス（米）と組み4戦4勝、シングルス戦も勝利し、全勝と5ポイントを稼いだ。ホームで気合が入ったことは間違いないが、それ以上に息子の存在が大きかった。

　父となって初の対抗戦に「（10か月の息子・サミー君が）耳当てを気に入ってくれて良かった。会場はとても騒がしいからね。スタートホールで息子を見た時は何だか嬉しかった。最近は色々なものに興味を持っていて好奇心旺盛なんだ。勝てて良かったよ」とスピース。

　3年ほどスランプに陥ったが、昨年あたりから復活し、米国選抜の大黒柱となったスピースは現在29歳。10か月では記憶に刻まれていないと思うので、サミー君のためにも長く活躍して欲しいものだ。

（写真：Getty Images）