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当てて終わりのストロークで距離感を合わせる 植竹希望

2022年11月3日(木)午前11:27

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 今回はパッティングについてお話をしたいと思います。

 パッティングに関しては、プロでも調子がいいときと悪いときとで差が出やすいのですが、アマチュアゴルファーの皆さんも1日中、タッチが合わなくてイライラすることもあるのではないでしょうか。

 そこで今回は、距離感が合いやすくなる方法を紹介しましょう。

 ポイントは、打ち方にあります。

 多くのゴルファーは、距離感を常に一定にするためには、写真①のようにパターのヘッドを“低く長く”出したほうがいいと思っているのではないでしょうか?

写真①

 確かに、上り下りがそれほどきつくなく、左右の傾斜も小さければそれでもかまわないのですが、ラインの変化が大きいと、低く長いストロークでは出球が揃いにくくなったり、インパクトの強さが合わなくなることもあり、距離感が狂うこともあります。

 それを防ぐためには、できるだけ低く長いストロークはしないほうがいいというのが私の考え。私自身は、インパクトの時間を短くするために、“当てて終わり”ぐらいのつもりでストローク(同②)するようにしています。

同②

 その当てて終わりのストロークを身に付けるために、ツアースティックを使ったドリルもやっています。

 ツアースティックを目一杯の長さで持ち、お腹の前で手元を固定し、腹筋の力で左右にしならせる方法です(同③④)。手の力を全く使わず腹筋の力だけでしならせるというのがポイントで、正しく力が入っていれば、スティックがビュンビュン鳴るはずです。

同③④

 このドリルをやることで、当てて終わりの手の感覚がつかめるし、また、飛距離アップに必要な腹筋のトレーニングにもなります。

 距離感が合いにくいという人は、ぜひやってみてください。(茨城県・金乃台カントリークラブ)

植竹希望(うえたけ・のぞみ)
1998年7月29日、東京都生まれ。2017年プロテストを一発合格(89期)し、プロ転向。同期の黄金世代の選手たちに遅れを取っていたが、2020-21シーズンに潜在能力を開花させ、初のシード権を獲得。2022年4月に行われたKKT杯バンテリンレディスオープンでは、吉田優利、小倉彩愛、西村優菜とプレーオフを戦い、6ホール目で決着を付け、念願のツアー初優勝を掴んだ。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/10/28 発売号より転載)

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