米男子ツアーのザ・RSMクラシックは20日、米ジョージア州のシーアイラインドゴルフクラブ シーサイドコース（7,005ヤード・パー70）で最終ラウンドが行われ、28歳のアダム・スベンソン（カナダ）が「64」を記録し、通算19アンダーでツアー初優勝を手にした。

　カナダのナショナルチームのコーチによると「カナダのローリー・マキロイ」になるとジュニアの頃は言われており、様々なタイトルを獲得した。しかし、プロの世界はそう甘くなく、2019年シーズンにツアーカードを失った。スベンソンが変わったのはそこからだ。

「正直ジュニアの頃からあまり努力もせず、自分のセンスに頼ってゴルフをしていたが、ツアーカードを失ってからは『これじゃダメだ』と思った。断酒をして、毎日ゴルフ場に行って、朝は6時に起きている。練習をしまくったから、やっと勝つことができた。子供の頃の夢が叶ったんだ。賞金は良い成績なら自然とついてくるものだと思っている。気にしてないという訳じゃないけどね（笑）」

　天才が努力をしたら誰にも手をつけられない。いつかマキロイのようにメジャータイトルや年間王者のタイトルを獲得する日が来るのだろうか、注目したい。

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