23日、日本ゴルフトーナメント振興協会（GTPA）は2022年のルーキー・オブ・ザ・イヤーと特別賞を発表した。

　新人賞は男子が桂川有人、女子が川﨑春香。今季1勝の桂川は「日本だけではなく海外にも挑戦して名前を知ってもらえるように頑張っていきたい」とし、日本女子プロなど今季2勝を挙げた川﨑は「1年前は優勝ができるとは想像していなかった。1年間トータルで見るとすごく充実した1年になった」と振り返った。

　特別賞は男子が蟬川泰果、女子が山下美夢有とアマチュアの馬場咲希。日本オープンでアマチュア優勝など活躍した蟬川は「松山英樹さんや同級生の中島（啓太）選手も受賞している賞に自分の名前を刻んでいただけることは本当光栄で嬉しい。まだプロとしては1勝を挙げられていないのでまずは1勝を目標にしたい」。

　賞金女王（今季5勝）、年間女王などのタイトルを総なめにした山下は「こんなにたくさんの賞を頂けるとは思っていなかったのですごく光栄。実際に受賞トロフィーをいただいて改めて年間女王になれたんだなと実感することが出来た」とし、37年ぶりに日本人として全米女子アマを制した馬場は「全米女子アマを優勝したことで、来年は4大メジャーに出場することが出来るので、すべてを吸収するつもりで楽しんで頑張りたい」とコメントしている。

（写真：Getty Images）