30歳のカート・キタヤマ（米）が米男子ツアーのアーノルド・パーマーインビテーショナル presented by マスターカード（米フロリダ州／ベイヒルクラブ＆ロッジ／7,466ヤード・パー72）でツアー初優勝を飾った。

　日系人のキタヤマはDPワールドツアーでは2勝を挙げていた実力者。最終日は単独トップから出て、後続のローリー・マキロイ（北アイルランド）、スコッティ・シェフラー（米）、ジョーダン・スピース（米）らが追うという展開。

　前半8番までは順調にスコアを伸ばしていったが、9番でまさかのトリプルボギー。ここで百戦錬磨のマキロイやスピースと並ぶ形に。それでも17番でキタヤマが執念のバーディを奪取。最終ホールはあと一転がりでバーディというパットを見せ、難なくパーセーブした。

「ツアー初優勝ということだけでも信じられないのに、この歴史あるコースで勝てた。ものすごいボーナスに感じる」と喜びを語ったキタヤマはこの優勝で世界ランク19位に浮上。さらには7月の全英オープンゴルフ選手権出場権も獲得している。

（写真：Getty Images）