11日、米男子ツアーのザ・プレーヤーズチャンピオンシップ（米フロリダ州／TPCソーグラス）は未消化分の第2ラウンドと第3ラウンドが終了。スコッティ・シェフラー（米）が通算14アンダーまでスコアを伸ばし、先月のWMフェニックスオープン以来のツアー通算6勝目に王手をかけている。

　シェフラーは2打差単独2位から出た第3ラウンドを「65」でプレー。1番をバーディ、2番パー5をイーグルと絶好のスタートを切ると、5番でも1つスコアを伸ばす。7番でこの日唯一のボギーを叩くも、直後の8番、9番、そして終盤16番、18番でバーディを追加し、ムービングデーにリーダーボードの最上段に浮上した。

　アイルランドの『アイリッシュ・イグザミナー紙』（電子版）によると、現在世界ランキング2位のシェフラーは今大会を5位以内で終えればナンバーワン返り咲きを果たすが、「ランキングはただのアルゴリズム。トーナメントで勝つことの方が重要なんだ。だから明日は良いゴルフをすることに集中するよ」と最終日は“勝利のみ”を追求するとした。

　なお、世界ランク1位のジョン・ラーム（スペイン）は胃の痛みにより棄権。同ランク3位で2019年覇者のローリー・マキロイ（北アイルランド）は通算5オーバー98位タイでまさかの予選落ちを喫している。

（写真：Getty Images）