11日、ニック・テイラー（カナダ）がRBCカナディアンオープンでトミー・フリートウッド（英）とのプレーオフの末、ツアー通算3勝目。1954年のパット・フレッチャー以来のカナダ勢優勝ということで大いに盛り上がった。

　約22メートルのイーグルパットを沈め勝利したテイラーは、「この大会はジュニアの頃から出たい、勝ちたいと思っていた。ファンのサポートもあって勝つことができた。本当に信じられない。呪縛を解くじゃないけど本当に良かった」と大喜び。

　カナダゴルフ協会CEOのローレンス・アップルバウム氏は、2018年のCP女子オープンで優勝したブルック・ヘンダーソン（カナダ）の名前も出し、「ニックの優勝は大きな意味を持つ。ブルックとニックがナショナルオープンで優勝したんだ。私はこの瞬間をずっと待っていた」。

　また、テイラーの友人であるアダム・ハドウィン（カナダ）は、「マイク・ウィアーが2003年のマスターズで優勝したのは別格だけどニックの優勝もすごい。ブルック、ニックとカナダのゴルフ史に残る偉業を成し遂げた」とコメントした。

（写真：Getty Images）