小滝水音が54ホールの短縮競技となった国内女子ツアーの大東建託・いい部屋ネットレディス（福岡県／ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ）でツアー初優勝を飾った。

―優勝した今の気持ちは

　まだ優勝の実感があまり湧いていないですが、3日間しっかり落ち着いてプレーすることができ、こうして優勝できて本当に嬉しいです。

―ずっと笑顔だった

　ラウンド中に感情的になったり、ちょっとパニックになってしまうと上手くいかないので、最近は試合中も楽しく幸せな感情でずっとやろうとしていたので、最後まで楽しいという気持ちでした。

―メンタルトレーニングの効果があらわれた

　このオフからメンタルトレーニングを始めて、メンタルコーチの方と話をしていく中で、「一番良かった時はどういう感情でしたか」と聞かれて、一番良かった時は学校でいい成績を出したとか、すごく嬉しいことがあった時に爆発してスコアが出たので「あなたは集中しているより、楽しいという感情を出した方が上手くいく」ということで今年はずっとそれでやってます。

―出だしはショットが左に行っていた

　左に出ていたのが自分でも気になり、体が動いていないのかなと2、3ホールやって気付いたので、4ホール目、5ホール目くらいでやっと真っ直ぐ打てるようになりました。

―4番の15mを沈めたのがキーポイント

　最初の3ホールはパーが危ないというか、バーディチャンスがなくて大丈夫かなという感じでしたが長いパットが入って、今日もパターが入ってくれたと思ったので、安心ではないですが大丈夫かなと思いました。

―黄金世代（1998年生まれ）の活躍について

　ただ単にすごいと思っていました。本当に身近な友達がツアーで優勝することがあったので、すごいなと思っていました。

―焦りなどはあったか

　焦りはずっとあって、ずっと同じ試合に出てきた友達だったので、何で私は勝てないんだろうと焦りを感じつつ、でも友達が優勝できるから、私も夢じゃないと身近に感じられました。

―次の目標は

　2勝目です。今回は短縮になってしまったので4日間競技やメジャーでも優勝を目指して頑張りたいです。

（写真：Getty Images）