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清水大成、バンカーショットのポイントは「オープンに立ったら左に振り抜く」

2023年8月17日(木)午後0:11

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 今回は、アマチュアゴルファーの皆さんが苦手としているバンカーショットについてレッスンをしましょう。

 まずは僕が気をつけているポイントから。アドレスでは、あまりオープンスタンスになりすぎないようにして、しっかり重心を落として構えるようにしています。

 また、フェースはしっかり開き、体重を左の股関節の上に乗せて、スイングでは左に振り抜くことを意識しています。









 バンカーで失敗しているアマチュアゴルファーを見ていていつも感じるのは、スタンスがかなりオープンになっていることです。人によっては45度前後開いている人がいます。

 オープンスタンス自体は決して悪いことではありません。ただ、オープンに構えるとピンが右に見えてしまい、ついつい右に打ち出したくなって、フォロースルーがピンのほうに出てしまいます。これが原因でダフったりトップしたりするのをよく見かけます。

 スタンスを開いても、フェースをしっかり開いていれば、左に振り抜いてもボールは絶対にピン方向に飛んでくれます。そのことを信じて、フォロースルーではしっかり左に振り抜くことが大事です。

 フェースを開いたら、肩と腕できる三角形を崩さず、円弧のイメージで振り抜く。そうすれば、トップやダフリのミスも出なくなるはずです。

 もうひとつ覚えておいたほうがいいのは、フェースを開けば開くほどカットスピンが入って飛ばなくなること。だから距離があるときは、あまり開きすぎないように注意しましょう。

 また、砂が硬いとバンスが当たりやすくなってしまうので、そういうときはいつもより左足に体重を置いて、少し鋭角にヘッドを入れていくといいでしょう。

(取材協力:茨城県・金乃台カントリークラブ)

清水大成(しみず・たいせい)
1999年1月17日、福岡県生まれ。ジュニアのころは時松隆光を育てた篠塚武久氏の指導を受けていた。握りは時松と同じベースボールグリップ。東福岡高校卒業後、日本大学に進み、17年の日本学生では21年ぶりとなる1年生王者に輝く。大学4年時に出場した20年の日本オープンでも13位と好成績を収めた。22年は地元開催のSansan KBCオーガスタで自己最高の3位になるなど健闘し、賞金ランクは25位に。ツアーきっての飛ばし屋としても知られる。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/8/10 発売号より転載)

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