19歳の櫻井心那が国内女子ツアーのゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント（北海道／ゴルフ5カントリー 美唄コース）で今季3勝目を挙げた。10代での3勝は宮里藍氏、畑岡奈紗に次ぐツアー史上3人目の快挙となった。

―終盤までもつれる展開だった

　優勝は考えてはいましたが、最後までもつれると思っていました。1、2打差はあってないようなものなので、最後までバーディを獲ろうと思ってプレーしていました。

―最後はしびれるパット

　しびれました。今日初めて緊張したかもしれません。

―どんな思いだったか

　少し切れるラインで、緊張してゆるまないように強めに打つのを想定して浅めに打ちました。

―大会前に長崎に帰省した

　気持ちの面でリフレッシュができたことは大きいです。先週までは体力的に疲れて、優勝争いで戦うという気力や元気がなかったです。でも今日は心がすっきりしていて、いけそうな感じはありました。

―全英女子オープンの経験を生かせたか

　芝がペタペタで本州の芝と違うので、北海道や海外のような芝に似ていたかなと思います。林間コースではなくて、池が多くて、広々としたコースでした。ドライバーが曲がっていましたが、林が少ないので落とし穴にならなかったです。

―同世代の中で勝率トップ

　今は私の波が来ているだけで、みんなすごい技術を持っていて、上手いなと思うことがたくさんあるので、みんな尊敬しています。

―次の目標

（7日に開幕する日本女子プロゴルフ）選手権は去年から目標にしていて、良い状態で入れると思いますが、優勝争いをして疲れたと思うのでしっかり休んで、いつも通りにプレーできればいいと思います。

（写真：Getty Images）