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清水大成、飛ばしたいときのテクニック 体の捻転を使って飛ばすように

2023年9月21日(木)午後1:34

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 今回は、ドライバーショットについてお話しましょう。

写真①

 ドライバーショットは好きで、飛距離も出るほうですが(22年シーズンのドライビングディスタンスは2位)、普段意識しているのは、あまりオーバースイングにならないようにすることです。基本的には、トップでクラブが地面と平行になる手前、正面から見て斜め60度ぐらいで止めるように意識しています(写真①)。

 その理由は、インパクトでのブレをなくしたいからです。できるだけ芯に当てるようにして、飛距離だけでなく、方向性も安定させたいと思っています。ここ一番で飛ばしたいときも、振りを大きくすることはありません。それよりも体の捻転を使って飛ばすように心掛けています。

同②

 具体的には、スイングのリズムはできるだけ変えないで、テークバックではいつもより身体を深く回して、右股関節にしっかり体重を乗せるようにします(同②)。また、切り返し以降は右腰をグッと沈めて、ダウンスイングからインパクトでは腰を切れよく回すことを意識。そうするとヘッドスピードは自然と上がってきます。

 また、そのようなスイングをするために、体にテンションを多めにかけるようにしています。例えば下半身は腰を落とし、どっしりした土台を作る。また、上半身も体幹が安定するように腹筋に力を入れるようにしています。

同③

 それと、細かいテクニックでいえば、アドレスのときにハンドファーストを強めにすることでボールのつかまりを良くしたり、ヘッドを少し浮かして構えています(同③)。

 ヘッドを浮かすのは、マン振りをしたときに、フェースの上に当たってしまったり、アッパーが強くなったりするので、それを抑えるため。ちょっと浮かして構えれば、レベルな軌道になり、芯にも当たりやすくなりますよ。

(取材協力:茨城県・金乃台カントリークラブ)

清水大成(しみず・たいせい)
1999年1月17日、福岡県生まれ。ジュニアのころは時松隆光を育てた篠塚武久氏の指導を受けていた。握りは時松と同じベースボールグリップ。東福岡高校卒業後、日本大学に進み、17年の日本学生では21年ぶりとなる1年生王者に輝く。大学4年時に出場した20年の日本オープンでも13位と好成績を収めた。22年は地元開催のSansan KBCオーガスタで自己最高の3位になるなど健闘し、賞金ランクは25位に。ツアーきっての飛ばし屋としても知られる。

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