稲見萌寧がTOTOジャパンクラシック（茨城県／太平洋クラブ美野里コース）で米ツアー初優勝、約1年ぶりとなる日本ツアー通算13勝目を飾った。

ー優勝した今の気持ちは

　この大会で勝ったのは大きいですし、今季初優勝がここで良かったです。4日間で日本人以外と回ったのが1人だったので、もっと（海外選手と）関わってみたいという気持ちはありましたが、最終日に畑岡（奈紗）さんと回れて良かったです。

ー優勝インタビューでは涙も

　最初は喋ろうと思っても声が出なくて。毎年1勝を目標にしていて、今年はなかなか勝てないんじゃなかという気持ちが強くて、ここで勝てた安心感で涙がこみ上げてきました。

―今週はずっと上位にいた

　最初の方は伸ばし合いについていきたい気持ちでプレーしていましたが、一番は3日目の最後でイーグル、バーディを獲って、最終組で回れる位置にいけたことは大きいと思います。最終日の前半は伸ばし合いを楽しみましたが、後半の途中から緊張し始めました。
ースイング改造をした

　今年の前半だけで4回改造しました。先週までは上手くいっていませんでしたが、今週から良い感覚がありました。

ー米ツアー初優勝

　自分の中では（日本ツアーの優勝と）あまり違いは感じていないですが、来年の新しい未来が切り開かれたということは大きいと思います。

ー米ツアーの出場権を得た

　すごく嬉しいです。今までは日本で頑張って日本ツアーでという気持ちでしたが、もう一つの世界で戦えるという選択肢が開かれました。行くかは自分一人では決められないので、チームで決めたいと思います。

（写真：Getty Images）