スコッティ・シェフラー（米）が米ツアー、ザ・プレーヤーズチャンピオンシップで連覇、2週連続優勝を達成。「連覇できるなんて本当に嬉しい」と第5のメジャーとも呼ばれるフラッグシップ大会で、世界ランク1位の力を見せつけた。

　正直、本調子ではないように見えた。というのも、ラウンドの途中で椅子に座って首のマッサージを受けていたのだ。「トレーナーには感謝している」と話していたが、首の影響もあってかスイング、特にフィニッシュが乱れることが多かった。元々、特徴のあるフィニッシュなのだが、今週は時折チェ・ホソン（韓）のようになることも。

　それでも最終日は5打差を追う展開からボギーなしの「64」を記録し、逆転優勝。優勝争いをしたザンダー・シャウフェレ（米）も「いつもの爆発力が出ちゃったね」と苦笑いするしかなかった。

　ジョン・ラーム（スペイン）がLIVゴルフに移籍しなければ、というタラレバはあるが、シェフラーの時代が来ていると言っても過言ではない。マスターズでまた勝てば、完全にシェフラーの時代到来だ。

（写真：Getty Images）