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PGAツアー改革へ 二部制や昇降格制度などの構想をCEOが明かす

2026年3月12日(木)午後0:02

 PGAツアーのブライアン・ロラップCEOが11日、ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ(12~15日/フロリダ州/TPCソーグラス)を前に記者会見を行い、ツアー改革を検討する「フューチャー・コンペティション委員会」の進捗状況について説明した。

 改革案ではシーズンを二部制とし、「ファースト・トラック」は1月下旬から9月上旬までのスケジュールを想定。メジャー大会やプレーヤーズ選手権、プレーオフシリーズなどを含む21~26試合で構成される。これらは現在のシグネチャーイベントに近い位置づけとなる見込みで、トップ選手が高額賞金をかけて競う大会となる。そして、上位大会への昇格を目的とした大会を「セカンド・トラック」として設ける構想だ。

 また、上位大会は120人規模のフィールドで予選カットを設ける案も浮上しており、現在の少人数・ノーカット形式の大会は廃止される可能性がある。さらにシーズン序盤には西海岸の名門コースを舞台とした大型イベントを設け、東海岸のゴールデンタイムでのテレビ中継を想定した大会をシーズン開幕の目玉に据えることも検討されている。

 開催地についても議論が進んでおり、ニューヨーク、シカゴ、ワシントンD.C.、フィラデルフィア、サンフランシスコやボストンなど大都市圏での開催拡大を模索。さらに、上位大会とそれに続く大会の間で昇格・降格の仕組みを導入する案も検討されている。

 ロラップ氏はこの制度をサッカーのリーグ構造になぞらえ、「良いプレーをすれば、より大きな大会に出場でき、より多くの賞金を争う機会を得られる」と述べ、明確な競争環境を生み出す考えを示した。

 プレーオフシリーズではマッチプレー形式を取り入れる案も出ており、シーズン終盤の緊張感をより高める狙いがある。

 もっとも、これらはまだ検討段階で、正式提案は選手主体の理事会にも提示されていない。ロラップ氏は今後も関係者の意見を集めながら議論を続けるとし、6月のトラベラーズチャンピオンシップや8月のツアーチャンピオンシップに向けてさらなる進展が示される見通し。改革は2027年シーズンから段階的に導入され、大きな枠組みは2028年シーズンを目標に整備されるとみられている。

(写真:Getty Images)

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