ニュース・コラム

海外男子

ライダーカップ初日は水入り… 米国チーム暫定リード

2010年10月2日(土)午前11:40

 ヨーロッパとアメリカが国の名誉と威信をかけ、賞金額ゼロで2年に1度チーム戦で激突する世紀のイベント、ライダーカップ。史上初めてウェールズ(セルティック・マナー・リゾート)を舞台に現地時間1日、戦いの火ぶたが切って落とされたが、生憎の雨に見舞われ約7時間の中断をはさみ勝負は水入り。選手たちにとっては長く苦しい幕開けとなってしまった。

 この日行われたのはフォーボール(2人1組で良い方のスコアを採用)形式の4マッチのみ。しかも1組も決着がつかないという珍事が起きた。雨が激しくなる前に行われた午前中のマッチでは欧州チームが先手を取ったが、中断をはさみプレーが再開されて以降、米チームが盛り返し、現時点ではアメリカ2チームがリード、欧州1チームがリード、もう1マッチはオールスクエアという状況だ。

 第1マッチに登場したフィル・ミケルソン&ダスティン・ジョンソン(米)組は12ホールを終え、リー・ウェストウッド(英)&マーティン・カイマー(独)組に1ダウンで劣勢に立たされているが、第2マッチのスチュワート・シンク&マット・クーチャー(米/11ホール終了)組と第4マッチのブッバ・ワトソン&ジェフ・オーバートン(米/8ホール終了)組が欧州チームをそれぞれ2アップと1アップでリード。第3マッチのタイガー・ウッズ&スティーブ・ストリッカー組(米)はイアン・ポールター&ロス・フィッシャー(ともに英)組と10ホールを終えてどちらも譲らずオールスクエア。米国チームが暫定リードしているとはいえ、どのマッチも接戦で予断を許さない。

「長くてタフな1日だった。中断後に盛り返した選手たちを誇りに思う」とコリー・ペイビン米国チーム主将が言えば、「劣勢とはいえすべてのマッチが2アップあるいは2ダウンの範疇。勝負は最後まで分からない」と再逆転に意欲を見せる欧州チーム主将のコリン・モンゴメリー(スコットランド)。モンゴメリーの言う通り、勝負はまだ始まったばかりだ。

 なお、初日がサスペンデッドとなったことで2日目以降のスケジュールが変更された。2日目はフォーボール4マッチを終了したあと、フォーサム(2人が1つのボールを交互に打つ)マッチ6試合を消化。進行状況によって2日目、あるいは3日目にフォーサム2マッチとフォーボール4マッチを行い、最後はシングルマッチ12試合、計28ポイントで決着をつける。日曜日までにこれらの日程をこなせない場合、月曜日に順延される。

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