海外女子

宮里藍がイーグルを決めて8位タイの好発進！　横峯は47位タイと出遅れ

2017年5月4日（木）午後2:22

　米女子ツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックが現地時間5日、アラバマ州のRTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。2アンダー70で回った宮里藍が日本勢トップの8位タイにつけた。

　出だし10番から2連続バーディ発進を切った宮里は、次の12番でボギーとすると、その後も14番、15番でもスコアを落とす。しかし、17番パー5で3打目をカップに沈め、イーグルを奪取。一気にスコアを縮め、1アンダーで折り返す。

　出入りの激しい前半とは一転し、後半は6番までパーセーブと安定したゴルフを見せ、上がり3ホールをバーディ、バーディ、ボギーでフィニッシュ。トップとは5打差がついたものの、十分に上位に食い込む位置につけた。宮里は競技前日のインタビューで「先週、スイングのテンポを一定させる練習に取り組みました」とオフに取り組んだ成果が現れ、「自分を見失わずにやるかどうかが今週のテーマです」と明日からのプレーにも期待できそうだ。

　日本勢でロレックスランキング（女子世界ランキング）トップの野村敏京は前半、11番と16番をボギーとして2オーバーで折り返す。後半2番でもボギーを叩くと、一時は3オーバーまでスコアを落としたが、5番、7番、9番でバーディを奪取。3バーディ、3ボギーのイーブンパー72で38位タイとなり、まずまずのスタートとなったが、2戦連続Vへ向けて2日目に巻き返しを目指す。野村と同スコアの上原は安定したプレーで2バーディ、2ボギーで初日を終えた。

「パッティングの調子が悪かった」横峯さくらは8番、9番で3パットにするなどグリーン上で苦戦。前半、1バーディ、4ボギーの3オーバーでハーフターン。それでも「ショットの調子はよかった」と17番のパー5では2オンに成功しバーディを奪取。後半2アンダーでトータル1オーバー73の内容となり、藤本麻子と並んで47位タイと後方からのスタートとなった。

　7アンダー「65」で単独首位に立ったのはツアー未勝利のレリッタ・ベック（イスラエル）。7バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフで先頭に立った。その他、5アンダー67の2位にイ・ミンジ（豪）、アニー・パーク（米）。アレハンドラ・ラネザ（メキシコ）が4アンダー68の単独4位に続く。世界No.4のステイシー・ルイス（米）は1アンダー71の21位タイとなっている。

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