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国内女子

アンダーパーで上がった選手は日韓米の賞金女王 何がそこまで難しくさせたのか? 平瀬真由美プロ解説

2018年5月7日(月)午後0:49

 国内女子ツアーのメジャー初戦 ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(茨城県 茨城ゴルフ倶楽部 西コース)は申ジエ(韓)の優勝で幕を閉じた。

 アンダーパーで上がったのは2009年米女子ツアー賞金女王の申、昨季の国内女子ツアー賞金女王の鈴木愛、昨季の韓国女子ツアー賞金女王で、今大会が日本で初めての試合だったイ・ジュンウン6(韓)の3選手のみだった。平瀬真由美プロがコースの難しさ、3選手について解説した。

 

 ラフは深いですし、フェアウェイの幅もドライバーが落ちるところは、20~22ヤードに絞っているのがほとんどですから、結構難しいです。

 小さめのグリーンで速くて、傾斜があって、硬めに仕上がっていたので、なかなかバーディが取れないという感じでした。

 やはりフェアウェイに置いておくことが大切です。そこからしっかりアイアンとユーティリティーで打てないとグリーンに止めることも出来ません。それが出来た選手が上位にいきましたね。

 試合は見ていて面白かったです。鈴木愛さんは本当に残念でしたが、やはり申ジエさんが17番でスーパーショットを打ってきて(イーグルを奪取)、あれでやられたという感じですね。あのショットを打たれたらしょうがないです。フェアウェイからで、木が少しかかるところでした。フォローの風が吹いており、私が見た感じではつま先上がりの、ドロー目に打っていたように見えました。

(申ジエは)小さなグリーンだったので外すことも多かったですが、パーを拾って、ついた時にはバーディを奪う。惜しいパットもありましたが、ここぞという時にスーパーショットを打てるところ、最終18番をボギーとしましたが、奥からのバンカーショットは素晴らしかったです。ああいうのは日本人選手も学ばないといけないと思います。

(最終18番の鈴木のセカンドは)9番で打って止まるだろう、ピンに寄せようという感じではなく、グリーンを捉えようとやったのですが、本当に残念な結果になりましたね。(ティーショットを)ラフに打ったのが敗因、まずはフェアウェイをキープしないと、パーも難しくなります。

 イ・ジョンウンさんは飛距離も出ますし、スイングも安定していました。(最終日は)テイクバックが浅く、間がなかったので、それが焦りにつながって曲がり、パッティングが入らなくなったと思います。去年が良かっただけに、今年まだ勝っていないと聞いていますし、去年初めて年間通して良かったわけですから、2年目ってなかなか難しいんですよね。

 でも本当に、韓国からポンと来て勝たれるのではという展開の中、鈴木さんは、負けるわけにはいかないと、賞金女王がくらいついて、最終的には申ジエさんに負けてしまいましたが、鈴木さんの意気込みと、気合を感じました。

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5月3日(木)~5月6日(日)

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