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勝負の決着は実力者3人によるプレーオフ 新人も立ち向かったニチレイレディス 山崎千佳代プロ解説

2018年6月18日(月)午後1:46

ぎゅっと週刊国内ツアー
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 国内女子ツアーのニチレイレディス(千葉県 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース)は鈴木愛が、大会3勝の申ジエ(韓)、昨季覇者のテレサ・ルー(台)をプレーオフで下し、今季4勝目を手にした。また、ルーキーの松田鈴英が自己最高の単独4位に入るなど活躍した。山崎千佳代プロが今大会を振り返る。



 まず一言でいう役者がそろった名勝負になったと思います。(今コースは)どのトーナメントのグリーンよりもまず小さくて砲台で、アップヒル、ダウンヒルと色々なライから小さいターゲットに向かって打たなければならない難しさがあります。

 会場がここに移ってから歴代優勝者がショットメーカーを中心としたテレサ・ルーさん、申ジエさん、全美貞さん、李知姫さん。それまで日本人の優勝者が吉田弓美子さん以外でていませんでした。本当に実力者が勝つ大会として、ここ数年きましたので、そういうところで今年もやはり実力者が残りました。本当にこの大会らしい大会だったなというのが第一印象ですね。

(鈴木にとって追いかける展開は)決して楽な戦いではなかったと思うんですよ。グリーンも捉えきれずにフロントナインは11パット、本当に得意のパットでしのいだなという印象があります。何より9番パー4はバンカーから5mほどオーバーしてしまったんですけど、そこからのパーセーブ。そういうところで、やはり鈴木さんらしいパッティングが見れましたし、あのパーセーブというのはバックナインに向けて、大きなパーだったかなと思いますね。

(プレーオフが行われた18番パー5について)バーディ、イーグルがでる18番の罠ですよね。難しさ、そこに実力者2人が捕まってしまったという感じでしたよね。プレーオフ1ホール目、テレサ・ルーさんは2オンしましたけど、上の難しい位置から、下りのイーグルトライを残してしまいました。

 申ジエさんは捕まってはいけないバンカーに捕まってしまって、ユーティリティで上手く出したんですけど、上げることを意識しすぎてフェースが開き気味に当たって、一番気を付けなければいけない右サイドの木の手前につかまってしまいました。

 最後は2人のミスで鈴木さんが優勝という形にはなりましたけど、やはり鈴木さんが安定したティーショット、(プレーオフの)2ホールを含めて、18番に関しては安定したティーショットとセカンドショットが光りましたね。

(ルーキーの松田は)ハイフェードボール、それがこのコースにピッタリはまったという印象はあります。小さいターゲットに向かって高い球で尚且つボールを止めやすいフェードボールでしっかり攻め切りました。スイングを見ていても、本当に緩みが無なかったですし、フロントナインは松田さんが一番バーディチャンスを作っていたと思います。ですからパッティングですね。本当にもったいないパッティングがいくつかありましたし、そこが決まっていれば、プレーオフまで、というそんな素晴らしい内容でしたね。

(前半戦を振り返り)リランキングの導入は思った以上に、緊張感といいますか、選手の中にもあります。また、観ているギャラリーもワクワクするような、そういう試合がいくつも続いてきましたので、やはりいい雰囲気、熱い戦いが続いているなという感じですね。これから中盤、後半にかけて、リランキングも来週で変わりますので、やはり楽しみですね。

 今週は松田さんが頑張ってくれましたし、若手が実力者にどこまで挑んで、優勝争いに入っていけるか、ますます注目が高まっていくと思うんですよね。ですから若手の初優勝、2勝目というのを期待して、中盤、後半戦を見ていきたいと思います。

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