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黄アルムが9年ぶりV、アマの安田祐香が大健闘 タフな4日間を小田美岐プロが解説

2018年7月30日(月)午後0:37

ぎゅっと週刊国内ツアー
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 国内女子ツアーの大東建託・いい部屋ネットレディス(山梨県 鳴沢ゴルフ倶楽部)は黄アルム(韓)の優勝で幕を閉じた。プレーオフでイ・ミニョン(韓)を下し、9年ぶりツアー通算2勝目を手にした黄アルムに加え、アマチュアの安田祐香(滝川第二高3年)が3打差3位タイと大健闘した。台風の影響で3日目のスタートが早朝になるなど、非常にタフとなった4日間大会を小田美岐が振り返る。


 
9年ぶりに優勝を果たした黄アルム
 ショットもパットも非常に良かったです。ショットが練習場で見ていても、本戦で見ていても、球の回転がよれないで、ストレートにいい回転のショットを打っていた印象があります。
 
 昨日(3日目)の18番も2つ池に入れてしまいダブルボギー。今日(最終日)の18番も1ストロークリードなのでティーショットで3番ウッドを選んだ時に、バーディ逃しのパーで、イ・ミニョン選手がバーディを取ってプレーオフならしょうがないと思っていました。サードショット(地点)が柔らかく、安全に行こうと思ったショットがまさかの手前の池に入り、あれは8年間優勝に手が届かなかったというプレッシャーだなと思いました。
 
プレーオフで敗れたイ・ミニョンの最終ラウンド
 今朝、パッティング練習を見て、ものすごく良いストロークをして出て行ったので、途中で追いついて逆転した時に、これは横綱相撲のように優勝は決まったかなと思っていました。

 15番のボギーもですが、16番の短いところからの3パットと、15番のパーパットを外したあたりからショートパットに不安がでてきたのかなというストロークでした。しかし、17番でしっかりバーディを奪ったので、18番も入れてくると思っていましたが、完全に手が動いていなかったですね。

 上がってキャディさんに聞いたら、途中も手が動きずらい状況があったそうです。本人もショートパットに不安があると言っていたようなので、それが出てしまったのかなと思います。このコースは芝目、傾斜もあるのでそれが出やすいコースなんです。横についたら思った以上にきれますし、それが最後に出てしまった、ゴルフは怖いなと改めて思いました。

 また、このコースだからこそ良いパッティングをしなければいけない、という変なプレッシャーが手を動かさなくしたのかなと思います。ダイキン(開幕戦)で勝っているので優勝に対するプレッシャーは無かったと思いますが、自分のパッティングに対するプレッシャーだったのかなと思います。
 
3打差3位と健闘したアマチュアの安田祐香
 2日目はすごく遅くまでラウンドして、3日目はすごく朝が早いスタートで高校生の体力を考えると、今週は4日間プレーできつかったと思うんです。なので、今日(最終日)も疲れていると思っていました。

 最終日は4パットのダブルボギーもありましたが、それ以上にショット、パットとも精神的に充実したプレーをみせてくれたので、まだアマチュアですけどプロゴルフ界にとってまた新しい良い人が育ってくれているという感じでした。

 また、すごく素直な良い人で、自分を鼓舞することもなく、まだまだです、というわけでもなく、淡々と答えてくれていたので、精神的に波が無くて安定している人だなという印象です。
 
ツアーは夏本番! この先の見どころは
 今回は初めての試みで塩谷育代さんがコースセッティングをして、ピンポジションが4日間すごく難しかったんです。余計に各選手がもっと腕を磨かなければという一週間だったと思うので、来週以降、各選手がもっと切磋琢磨して良いプレーをみせてくれるのではと期待しています。

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