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日本勢に勝機あり!?全米プロシニアを制覇した井戸木鴻樹がベルリーブCCを解説 第100回全米プロゴルフ選手権

2018年8月7日(火)午後7:00

2018 全米プロゴルフ選手権
 メジャー最終戦・全米プロゴルフ選手権が現地時間9日、ミズーリ州のベルリーブカントリークラブを舞台に開幕する。2013年に同コースで開催された「全米プロシニアゴルフ選手権」で、日本男子初となるメジャー制覇を成し遂げた井戸木鴻樹プロに、ゴルフネットワークで中継解説を務める佐藤信人プロが、番組「メジャーに挑む日本人ゴルファー ~2018全米プロゴルフ選手権~」のなかで、コースの特徴と日本勢の勝機について話を聞いた。

 
日本勢に勝機あり キーワードは「芝質」「パワーよりもフェアウェイキープ」
 フェアウェイが日本と同じ高麗芝みたいなんですよ。日本と同じ感覚でフェアウェイウッドが打てるので結構やりやすかったです。ラフはみんな苦労してましたけどね。僕は入ってないからわからないけど(笑)。グリーンはベント芝で、コンパクションもあってスピードも速かったですね。

 僕が勝った時が6,959ヤードのパー71で、今回が7,547ヤード。各ホール平均して30ヤードぐらい伸びてるんですね。ただ、今のPGAツアーの選手にとってはそんなに変わらないと思います。僕の場合だと、10番(Par4)なんかは、花道がなくてキャリーでグリーンに止めないといけないんですけど、(グリーンにキャリーして止まるアイアンでは)届かないんですよね。

 やはり、フェアウェイをキープしないとどうしようもない。ラフに入れると全然ピンが狙えないんです。だから状況によっては、ピンが左に切ってあっても、右の花道から乗せてなんとか2パターで逃げるとかしないといけなかったり。パワーだけでは通用しないコースでした。フェアウェイに置かないと勝負にならないと思いますよ。

 ショートホールも、池の横にピンが切られてるんですけど、逃げることが出来ないんですよ。逃げた後に転がって池に入るかもしれないから。だったら最初から攻めていくか悩むんですよね。なので、攻めれる根性がある人が上位争いすると思いますよ。

 最初(フロント9)は比較的に易しいんですよ。バックナインに行くにつれて段々難しくなっていくんですよね。日によって設定も変わるんで、ワンオン狙える日があったりとか、ピンの位置も「ここに切るか!」ってすごい所に設定してくるんですよ。日本なら間違いなく文句出ますね。

 とにかく、セカンドショットが少し長くなっても、レイアップとか考えながらフェアウェイに置くことですね。向こうのラフは難しい。日本に無いティフトンみたいな芝というか、フライヤーするし飛んだり飛ばなかったりするので、距離感が凄く難しくなるんですよ。ラフにいれたときにボギーしやすい。ただ、ベルリーブはフェアウェイはやりやすいと思うので、僕が勝ったから言うわけじゃないですが、フェアウェイキープできていれば、日本ツアーで戦っている選手でも十分に勝つチャンスはあると思います。

(C)Getty Images.

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