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“ギャラリー・大会・選手”三方良しのホールロケーションを コースセッティングアドバイサー細川和彦プロに聞く

2019年5月3日(金)午後3:00

2019 中日クラウンズ
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 2日から開幕した第60回中日クラウンズ(名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース/愛知県)。今大会のホールロケーション(ピンポジション)を決めるコースセッティングアドバイサーのツアー8勝・細川和彦プロに、CS放送ゴルフネットワーク「とことん練習ラウンド生中継 2019中日クラウンズ(4月30日放送)」の中でお話を伺いました。
 
キャディが事前にホールロケーションを知っていれば1日1〜2つスコアが変わる
 火曜日の時点(インタビュー時)ではまだ発表できませんが、すでに4日間のホールロケーションは決めています。しかし天気でグリーンの状態が変わったり、ラウンドでピッチマークがついていたりすると変えたりします。グリーンのコンディションは、月曜日の時点でコンパクション24くらいのスティンプは11フィートくらい。火曜日までに30mmほどの雨が降りましたが、大会中の天気予報はいいので、そのあたりは考慮します。選手の時はこんなこと考えてなかったですね(笑)。

 今年のグリーンコンディションはいいと思います。火曜日の雨は選手にとっては恵みの雨ですね。スピンコントロールが効くので、選手の技がみられると思います。今回は60回大会なので、盛り上がるようにいいところにピンを切って、いいパフォーマンスを出してもらえることを期待したいです。

 和合の難しさは、グリーンに近づくにしたがって罠があるところです。1番ホールでいえば、グリーンの真ん中に尾根があります。ここをどう使うかになります。手前にピンを切ると、風向きにもよりますが距離的にはドライバーで届く選手が多いので、ワンオンを狙ってくる選手が増えます。グリーン右奥のホールロケーションだと、曲がった時は右奥のギャラリー側に外すとアプローチは寄らないですし、手前に残すと下りのパットが残ります。

 ホールロケーションは選手目線で考えないといけませんが、今大会はすべて祝日なので、ギャラリー目線でギャラリーに近いところに切りたいなという気持ちもあります。バックスピンで寄るところ、または寄らないところに切りたいなと(笑)。また、1番ホールでワンオン狙いができるホールロケーションにする場合は、プレー進行も考える必要があります。ギャラリー、大会運営、選手のことを考えて、ホールロケーションを決めています。

 コースセッティングアドバイサーを務める大会では、「誰々と話していた」と言われたりしないように、クラブハウスでも選手やキャディとは会話しません。なるべく会わないように、食事も一緒にいかないです。もしキャディが事前にホールロケーションを知っていたら、1日1〜2つスコアが変わるのではないでしょうか。それくらい重要な情報です。

 今大会の優勝スコアは13アンダー前後、15アンダーなら優勝できるのではないでしょうか。そこに風が選手の邪魔をしてくれれば、面白くなるかなと思います。ボールを打つ音とかバックスピンとか、プロのショットをぜひ現場で見てほしいですね。

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2019 中日クラウンズ
5月2日(木・祝)~5月5日(日)

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