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星野の誤球エピソードに小鯛「次はタイガーじゃない?」 小鯛竜也と星野陸也のラウンジトーク

2019年5月22日(水)午後3:54

ゴルフ真剣勝負 the MATCH~小鯛竜也 vs 星野陸也~
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 プロゴルファーの小鯛竜也と星野陸也が、ゴルフウェアからファッショナブルなスーツに着替えてラウンジトーク!毎月プロ同士が9ホールのマッチプレーで対決するCS放送ゴルフネットワークの番組「ゴルフ真剣勝負 the MATCH 小鯛竜也vs星野陸也」のなかで、2人の関係やプライベートのことなど、普段のツアー会場では聞くことができない話題で盛り上がりました。
 
星野陸也 生涯2度の誤球は昨年の松山英樹と…


星野 小鯛さんにはいつも可愛がっていただいて感謝しています。練習ラウンドに誘ってもらったり、ご自宅に呼んでごちそうまでしてもらったり。もうお兄さんみたいにすっかり甘えてしまっています。

小鯛 リッキーは昔から知っているからね。最近はツアーでも年下の子が多くて、練習ラウンドでも先輩にお願いするというよりは、誰かを誘うという機会が増えてきたんだけど、若手の中ではリッキーが一番誘いやすいかな。そう言えば昔、(石川)遼の沖縄合宿でも一緒に練習したよね。

星野 僕が高3の時です。あの合宿、僕にとっては凄くタメになるものだったんですが、小鯛さんも大いに刺激を受けられたとおっしゃっていましたよね。

小鯛 そう。確かあのときは、遼がPGAツアーにおいて150ヤード以内のアイアンの精度がNo.1だったという年でね。そのショットを間近で見ることできて自分の未熟さを改めて思い知らされたんだけど、それと同時に遼がやっている練習の“質の高さ”に驚かされたんだよね。例えば、練習のほとんどが、「ひとつのターゲットを狙っていこう」というものだったけど、遼はいろいろな攻め方をする。「ボールを数多く打てば上手くなる」と思っていた僕とは違って、遼は早くから頭を使った練習をしていたんだよね。あの合宿に参加したおかげで僕のゴルフは大きく変わった。今トーナメントで戦えているのもあの合宿があったからだと思っているくらい。

星野 僕もあの合宿では多くのことを学ばせてもらいました。バンカー練習では課題が克服できなくて、半日以上バンカーにいたこともありました(笑)。

小鯛 遼とはあの合宿の前から知り合いだったんだよね?

星野 そうです。最初にラウンドさせてもらったのは僕が小学生で石川遼さんが中2のとき。スタートホールが310ヤードのパー4だったんですけど、そのホールでいきなり1オンしましてね。300ヤードオーバーを見たのは初めてだったんで、かなり衝撃的で。それを見た瞬間、自分も同じように飛ばしたいと思ったし、その後の活躍を見ていて、自分も頑張りたいなあと思ったし。そういう意味で、石川遼さんは僕がプロを目指すきっかけになった存在とも言えます。

小鯛 遼は同じプロゴルファーでも別格だよね。普段は普通に会話しているけど、ちょっと引いたところから見るとやっぱりスターだからね。

星野 これは余談なんですけど、、、実は昨年の誤球(18年11月開催のダンロップフェニックスで松山英樹と星野陸也がお互いのボールを誤球)は、僕のゴルフ人生の中で2度目の誤球でして、小学生のころ、石川遼さんの球を間違えて打ったことがあるんです。

小鯛 えっ!石川遼が1度目で、次が松山英樹ということは、大スターの球ばっかり間違えてるってこと? 次はタイガー(・ウッズ)の球を間違って打っちゃうんじゃないの(笑)。

 
小鯛「『パパ、なんで試合に行かないの?』ってツッコんでくる(笑)」


星野 小鯛さんのお宅にお邪魔したことがあって、奥さんもお子さんもよく知っているんですが、ご結婚をされて何年になるんですか?

小鯛 今年で6年だね。

星野 で、お子さんは女の子と男の子が1人ずつですよね。

小鯛 そう言えばこの前うちに来たとき、子どもたちにけっこう激しく叩かれていたよね。

星野 はい。とても仲良くさせていただいています(笑)。小鯛さんの家族はみんな明るくてとてもステキなんですけど、結婚したことで何らかの変化はありました?

小鯛 結婚したことで当然、変化はあったけど、子どもができてからさらに変わったね。ホントに「頑張らないと」と思ったのは子どもができてからかな。

星野 やっぱりモチベーションが上がるわけですね。

小鯛 そう。それと子どもには癒やされることも多いよね。ゴルフで上手くいかなかったときも、家族でご飯を食べるだけでホッとするし、リセットされる。

星野 成績が悪いとき奥さんが沈んでいるなんてことはないんですか?

小鯛 自分で言うのも何だけど、うちの奥さんはそういう点はできていて、調子がいいときも悪いときもほとんど変わらないんだよね。優勝したからといって大騒ぎするわけでもないし。また、家のこともちゃんとやってくれていて、僕がゴルフに集中できる環境を作ってくれている。

星野 素晴らしい奥さんですね。

小鯛 ただ最近、上の娘のほうがうるさくてね。家にいると、「パパ、何で試合に行かないの?」とか「練習行ってきたの?」とツッコんでくる。だから、そろそろ結果を出さないと(笑)。リッキーはどうなの? 結婚について考えることある?

星野 そうですね。僕も小鯛家のような楽しい家庭を作りたいです。

小鯛 じゃあまずは相手からだね(笑)。
星野「ホッとしたのか涙が」小鯛「バタバタで感動に浸る間も無く」それぞれの初優勝


小鯛 昨年の優勝(フジサンケイクラシックで2位に5打差の16アンダーで優勝)は素晴らしかったね。ご家族も皆さん応援に来られていて、感動的だったよね

星野 富士桜カントリー倶楽部は実家(茨城県)から車で行けるギリギリの距離だったんですけど、何とか家族が揃って良かったです。あの日は小鯛さんも帰らずに待っていてくれたんですよね。

小鯛 そう。リッキーの優勝を見届けようと、飛行機の時間をズラして待っていたよ。リッキーが上がってくるのを待つ間、観戦に疲れたお母さんとレストランでおしゃべりしたりしてね。ただ、優勝が決まった瞬間にやろうと思っていた“水掛け”ができなかったんだよね。仕方がないから言葉だけで賑やかに迎えてやろうと思ったら、リッキーが目に涙を溜めてやって来るじゃない。普通に「おめでとう」というしかなかったよ。

星野 そうだったんですね。それは失礼しました。自分でも泣くつもりはなかったんですけど、18番でカップにボールを沈めた瞬間、ホッとしたのか涙が出てきて。さらに顔を挙げたら、両親が目に入り…。もともと自分、メンタルが弱くて涙もろいんですよ。小鯛さんはどうでした? 初優勝(17年のマイナビABCチャンピオンシップ)でこみ上げるものはありませんでした?

小鯛 オレの場合は、最終日が中止になって優勝が決まったからね。そんなにグッというのはなかったかな。

星野 そうでしたね。そう言えばあのときは、最初から3日目まで頑張っておこうという気持ちはあったんですか?

小鯛 もちろん。最終日に台風が来るという予報だったから、とにかく3日目はトップで上がっておこうと。

星野 じゃあ予想通りに事が運んだわけですね。

小鯛 まあね。でも、朝起きてカーテンを開けたら晴れていたのには驚いた(笑)。急いでマネージャーに電話をしたら、「みんなスタートしてますよ」って返事が返ってきたから大慌て。すぐにコースに行って、いつものようにストレッチして練習をして、さあスタートというときにようやく凄い雨が降ってきた。

星野 僕はあの日、トップスタートだったんですが、7ホールぐらいプレーしましたもん。

小鯛 でしょう? そんなバタバタの優勝だったんで、感動に浸る暇もなく。ただ、地元での開催(兵庫・ABCゴルフ倶楽部)だったんで、リッキー同様、家族と一緒に喜びを分かち合えたのは良かった。

星野 賞金はどんなふうに使いました?

小鯛 特に何を買ったわけでもなく。吸引力の高い掃除機が増えたぐらいかな(笑)。リッキーは?

星野 人からは、「高級外車を買いなよ」なんて言われたけど、まだ何も買っていないんですよ。それなのに、「高級外車を買ったんでしょう? いいなあ」って言われるなど買ってもないのに羨ましがられて。中には、「少しお金が入ったからといって高級外車を乗り回すなんて、リッキーも変わったな」なんてことを言う人までいて(笑)。
 
早く2勝目を、そしていつかPGAツアー、マスターズへ


星野 すでにシーズンは始まっていますけど、今季の目標とかは立てていますか?

小鯛 やっぱり2勝目だね。一昨年優勝して、昨年は2勝目を目指したけど、優勝争いにあまり絡めなくて、優勝するのは本当に難しいということを改めて感じたからね。今年はそれを踏まえて、オフにもいろいろ取り組んだことがあるし、それをなんとしてでも結果に結びつけたいね。リッキーは?

星野 僕は賞金王を狙おうと思っていまして。

小鯛 おっと、大きく出たね。

星野 自分でも大きすぎるかなと思うんですが、早くPGAツアーに行きたいという思いがありまして。そのためには世界ランキングを上げないといけないわけですが、それには賞金王になる必要があると。賞金王になれば、来年に迫った東京オリンピック出場も見えてきますからね。

小鯛 なるほど、ちゃんと考えているんだね。

星野 小鯛さんはPGAツアーには興味ないんですか?

小鯛 僕も将来的には家族全員でアメリカに行って、向こうに拠点を置いて戦いたいという思いはあるよ。それと、マスターズには何とかして出たいね。今年、母校の小学校で話をする機会があって、その際、当時の卒業アルバムを見せてもらったんだけど、すでに今の歳でマスターズに優勝したことになっているんだよね。そういう小さいときからの夢をぜひ実現したいと思って。

星野 僕もマスターズは出たいです。

小鯛 リッキーは大丈夫だよ。絶対に出場できるよ。それよりも早くアメリカに行ったほうがいいんじゃない。それくらいのポテンシャルは十分に持っているからね。行ったほうがいいというよりも、ぜひ行って活躍して欲しい。

星野 私ごときにそこまでエールを贈っていただいて。本当に感謝しています。

小鯛 いやいや、リッキーがアメリカに行ってくれればライバルが1人減るというだけのこと(笑)。それはともかく、お互い今シーズンも頑張りましょう。

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