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今年は年間王者が一目瞭然!PGAツアー「FedEx(フェデックス)カップ プレーオフシリーズ」の仕組みと変更点を解説

2019年7月30日(火)午後4:30

みんなのPGAツアー

 
 ウィンダムチャンピオンシップでPGAツアーのレギュラーシーズンが終わり、いよいよ「FedExカップ プレーオフシリーズ」に突入します。今年は試合数や年間王者の決まり方など、細かいところでシステムが変更となっています。CS放送ゴルフネットワークで中継解説を務める佐藤信人プロが詳しく解説します。
 
プレーオフシリーズ前にもボーナスが「ウィンダム・リワードTOP10」
 FedExカップ プレーオフシリーズは、2018ー2019シーズンからシステムが変更されました。まず、プレーオフに進めるのはウィンダムチャンピオンシップが終了した時点のFedExランキング上位125名です。それに加えて今年は「ウィンダム・リワードTOP10」というランキングが新たに加わっています。

 このランキングは、同大会終了時のFedExランク上位10名にボーナス賞金が与えられます。2016-17年シーズンは松山英樹がレギュラーシーズン終了時に1位でしたので、もしその当時にこの制度があれば、日本円にして2億円近くのボーナスを獲得していたことになります。
 


 7月30日時点のFedExランキングでは、1位は全米プロゴルフ選手権を制し先日のWGC-FedExセントジュードインビテーショナルで今季3勝目を挙げたブルックス・ケプカ(米)。2位にローリー・マキロイ(北アイルランド)、3位にマット・クーチャー(米)と、今季複数回優勝しているメジャーチャンピオンや、安定して活躍している選手が上位に来ています。
 
プレーオフシリーズは1試合減って全3戦に

 そしてプレーオフシリーズですが、昨シーズンは全4戦ありましたが、今季は1試合減り3試合となっています。そのため、プレーオフ初戦のザ・ノーザントラストから次戦に進める選手の人数も、上位100人から70人までに変更となりました。試合数が減ったことによって、ギリギリで出場権を得た選手は最終戦のツアーチャンピオンシップに進める確率が下がるかもしれませんが、プレーオフは獲得ポイントがレギュラーシーズンの4倍となるため、最終戦まで進む可能性は十分にあります。

 そして、最終戦のツアーチャンピオンシップにも大きなルール変更があります。昨年までは大会優勝者と年間王者が違う選手になることが多くて、選手や視聴者も違和感を感じるという声がありました。それを受けて、PGAツアーが新しいルールを考え出しました。
 
いきなり10アンダーからスタート!?最終戦に勝った選手が“年間王者”として1500万ドル獲得

 30名しか出場できない最終戦のツアーチャンピオンシップは、上記の画像でもわかるように、FedExカップランキングの順位に応じてハンデ戦のようなルールになりました。最終戦の前週BMWチャンピオンシップ終了時点でFedExカップランキング1位の選手は、いきなり10アンダーからのスタートとなります。そして、最終戦の順位がイコールFedExカップランキングということになり、ツアーチャンピオンシップに優勝した人が「年間王者」になるという分かりやすい形になりました。

 これは誰もが想像もしていなかったフォーマットですし、どうなるかは実際にやってみないと分からないですけど、アメリカならではのトライ&エラー的な考え方で、とりあえずやってみてダメなら修正すればいいという物凄く楽しみなルールになりました。ちなみに年間王者の賞金額は、1000万ドル(約11億円)から1500万ドル(約16億5千万円)に増額されています。

 いよいよシーズンも佳境を迎えます。是非最後までわくわくドキドキしながらプレーオフシリーズを楽しみましょう。

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