ブルックス・ケプカ（米）は秋開催となる今年のマスターズトーナメント（米ジョージア州／オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ）の優勝スコアはイーブンパー前後になると見ているようだ。

　例年、シーズン最初のメジャー大会として4月に開催されるマスターズだが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、11月12日に延期となった。

　ケプカは5日、米スポーツ番組のダン・パトリック・ショーにリモート出演。秋開催でコースの難易度が高まる要因の一つとして風を挙げ「すごく寒くなるはず。ボールも遠くに飛ばない。基本的に全てのパー5は風に向かってプレーすることになると聞いた」と語った。

　そして優勝スコアについては「コースは様変わりする。いつもの12～15アンダーではなくイーブンパー前後になると思う。バックナインに影響が出るだろう」と予想した。

　1990年以降、マスターズの優勝スコアが通算5アンダーを下回ったのはたった1度。低温と強風の難コンディションとなった2007年大会で、ザック・ジョンソン（米）が通算1オーバーでグリーンジャケットを手にしている。

（写真：Getty Images）