米女子ツアーは20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で長期の中断を余儀なくされていることを受け、選手の出場資格を2021年シーズンに持ち越すことを発表した。

　これに伴い、来季の出場権をかけた予選会も行われないことが決定。今季のルーキーは、この後の日程が予定通り消化された場合でも来季もルーキー扱いになるという。

　また、ツアーは現時点で7月23日のマラソンクラシック（米オハイオ州／ハイランドメドウズGC）での再開を予定しているが、コミッショナーのマイケル・ワン氏は「我々がいつプレーできるか正確には分からない」とコメント。その上で「キャリアには影響が及ばないようにすることが正しいこと」と話し、今回の決断に至った経緯を説明している。

（写真：Getty Images）