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天候次第で爆風が牙をむく「リンクス中のリンクス」全英女子の舞台ロイヤルトゥルーンGC

2020年8月20日(木)午前10:50

2020 AIG全英女子オープン
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 20日に開幕する2020年最初の海外女子メジャー「AIG全英女子オープンゴルフ選手権(8月20日~23日/ロイヤルトゥルーンGC/スコットランド)」。舞台となるロイヤルトゥルーンGCは、2016年の全英オープンが行われています。

 そのとき出場した松山英樹選手のキャディとしてバッグを担いだプロキャディ・進藤大典さんが、CS放送ゴルフネットワークの特別番組「AIG全英女子オープン~8月のシンデレラ~」のなかで、キーとなるホールを紹介しました。
 
松山英樹も苦戦を強いられた難コース
 天候に恵まれなかったこともありますが、(2016年の全英オープンは)予選落ちしてしまったので難しい印象が残っています。その時は強風どころか爆風でした。

 アウトコースは海岸沿いを行ったっきりで、帰りのインコースは折り返して内陸を通ってくる典型的なリンクスコースですが、毎ホール少しづつロケーションの角度が微妙に違います。18ホール同じ向きがないので、毎ホールごと風の計算が難しかったのを覚えています。まさにリンクス中のリンクスです。

 キーホールは、アウトコースだと6番。男子だと全英オープンの中でも長い601ヤードのパー5でしたが、ティーショットが大事になります。ただ風は右からのフォローになりやすいので、チャンスホールになると思います。優勝争いのなかで大事になりそうなホールです。

 アウトコースではもうひとつ、有名な「ポステージスタンプ」と呼ばれる8番の短いパー3のホールです。左アゲインストになることが多く、グリーンも左から右に傾斜しており、左のバンカーに入れた瞬間、セカンドをグリーンに乗せるのはほぼ不可能、ダブルボギーを覚悟する必要があります。

 反対側の右のバンカーに入ってしまうと、今度は平らなポッドバンカーの底から横幅が10ヤードほどの砲台グリーンに打たないといけないため、ミスするとまた反対のバンカーに入り、行ったり来たりしてしまう可能性もあります。

 インコースでは10番パー4。ティーイングエリアからフェアウェイが見えない左ドッグレッグのホールです。ティーショットはブッシュの山の上を超えていく必要があり、選手にとっては非常に気持ち悪い、恐怖に近いプレッシャーがかかるホールだと思います。

 セカンド以降も打ち上げているので、アゲインストのなか縦の距離感が難しいです。グリーン奥に外してしまうとすぐにボギーが来ますし、グリーン左も絶対によくないのですが、右に逃げてしまうと砲台グリーンに乗せる難しいアプローチが残ってしまいます。ティーショット、セカンド、アプローチと、ずっと気が抜けない難しいホールです。

 最後に、13番パー4は印象に残っています。2016年全英オープンの2日目、すごく雨が降ってきた時なんですが、ティーイングエリアからフェアウェイにいくのが200ヤードのロケーションで、平均300ヤード以上を飛ばす松山選手が、会心の当たりで210ヤードしか行かなかったんです。セカンドショットもスプーンで打って50ヤードくらい残っていたので、辛いゴルフだったことを覚えています。

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2020 AIG全英女子オープン
8月20日(木)~8月23日(日)

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