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バンスを活かそう!バンカーショットをやさしくする打ち方

2021年6月2日(水)午前11:52

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 バンカーショットは、バンスを活かすことが大事です。難しいことを考えずにバンスを砂にドンとぶつければ、砂が爆発(エクスプロージョン)して、ボールは飛んでくれるからです。

 ただし、バンスを活かすためには、それに合った打ち方をしなければいけません。特に大事なのが構えです。スタンス幅を少し広めにして、クラブフェースを開き、グリップを低くしたハンドダウンで、さらにグリップを右寄りにしたハンドレイトで構えるというのがポイントになります。

 そして打つときは、右手の角度を変えずに体をローテーションさせるピッチエンドランとは異なり、インパクトでグリップを止めてヘッドだけが走らせるイメージでスイングしましょう。そうするとバンスが砂に当たり、ボールの下の砂が爆発してフワッとした弾道でボールが飛んでいきます。なお、この打ち方はロブショットにも共通します。

 また、バンスをさらに活かした打ち方をすることによって、同じ番手でも飛距離を伸ばすことができます。

 バンカーから飛距離を出すためには2つの方法があって、1つは皆さんもよくやっている、フェースの開きを抑え気味にして打つ方法。この場合もバンスを使ってエクスプロージョンをさせるのですが、ロフトが立っている分、飛距離は出ます。

 そしてもう1つが、フェースをしっかり開いてバンスをドンと当てる方法です。

 フェースを開くと飛ばなくなると思う人も多いでしょうが、58度でもしっかり開いて、バンスの盛り上がりを砂に当ててやれば、爆発力が大きくなって確実に飛距離が出ます。

 上手く砂を叩くことができれば、乾いた音とともにボールは柔らかく上がるし、スピンも掛かります。また、この打ち方だとフェースを開いている分、飛びすぎない安心感もあるので、思い切りクラブを振ることができるという利点もあります。

 ゴルファーの力にもよりますが、58度でキャリーが20ヤード前後はいくはず。それ以上飛ばしたければ、52度を使って同じ打ち方をすればさらに飛距離は伸びます。

 一度やってみると分ると思いますが、バンスを活かす打ち方は、アマチュアゴルファーがよくやる「オープンに構えてアウトサイドからカットで打つ」という打ち方よりも簡単に脱出できるし、距離感も合いやすく、さらに飛距離も出ます。まずは練習場で試してみてください。「バンカーショットってこんなに簡単だったのか」ということになると思いますよ。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、大和笑莉奈プロ、竹村真琴プロ、高橋恵プロ、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#166より

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