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アイアンショット振りすぎていませんか?振り幅とグリップをチェックしよう

2021年7月21日(水)午後0:36

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 アイアンショットが安定しない。どうすれば安定したショットが打てるようになるか。

 原因はいくつか考えられるので、これが正解ということは言えませんが、私が見ていていつも気になっているのは、 “振りすぎ”です。

 皆さんもご存じのように、アイアンというのは飛ばすための道具ではなく、ボールを運ぶためのもの。にもかかわらず、クラブを目一杯長く持って、いかにも「飛ばすぞ」という構えをしている人が多いように思います。また、構えだけでなく、スイングもほぼ満振り。中には打ち終わったあと、バランスを崩している人さえ見かけます。

 もちろん、フルショットが悪いという訳ではありませんが、セカンドショットでアイアンを使う場合、真っ平らなところはほとんどなく、アンジュレーションがあるのが一般的。そのような場所では、体の動きをやや抑え、正確なミートを心掛けるというのが鉄則でもあるのです。

 もし、自分が振りすぎていると思うなら、グリップを短めに持ち、足幅の半分くらいスタンスを狭くして構えて打ってみてください。確実に安定性がアップするはずです。

 もうひとつ、バランスの取れたスイングをするためにチェックして欲しいのが、グリップです。というのも、腕と体を同調させたスイングをするためには、それ以前に「腕とクラブとの調和」、つまりクラブを正しく握ることが大事なのですが、それができていない人がけっこういるからです。

 ここで正しい握り方を再度確認しておきましょう。

 まず左手は、中指、薬指、小指の3本でしっかり握ります。同時に、グリップがこの3本の指の付けにあたるように握りましょう。一方、右手は、中指と薬指の2本がしっかり握れていればOKです。

 グリップで重要なのはこの5本で、ここがバランス良く握ることができていればフェースコントロールもしやすくなります。逆に、これができていないと、スイングの形がどんなにきれいでもナイスショットが生まれる可能性は低くなります。

 ベテランゴルファーでも、「調子が悪い」という人の中には、クラブを雑に握っているケースがよく見られます。グリップの話をすると、「今さら」と思うゴルファーも多いでしょうが、実はツアープロたちもグリップに関しては常にチェックをしています。ぜひ皆さんも、グリップの再チェック、並びに日々の確認を怠らないようにしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、大和笑莉奈プロ、竹村真琴プロ、高橋恵プロ、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#173より

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