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ピン奥には池!遠くに飛ばせないシチュエーションでも緩まないバンカーショット

2021年10月20日(水)午後0:49

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 アマチュアゴルファーの方にはバンカーがあまり得意でないという人が多いわけですが、その中でも、「遠くに打つのは得意だけど、近くに打つのは苦手」というタイプと、「遠くまで飛ばすことはできないけど、近くに落とすことはわりと得意」という2つのタイプに分かれるようです。

 一般的に、飛ばすのは得意だけど、近くが苦手という人の特徴は、構えがハンドファーストになっていること。ハンドファースでロフトが立って当たる分、ボールも飛びやすくなります。ただし、飛びすぎを恐れてインパクトでロフトを開きにいってしまい、そのせいで体が右側に倒れ、砂を多く取り過ぎて飛ばないというようなミスも時々出ます。

 一方、遠くに飛ばせない人はハンドレイトに構えているケースが多いようです。また、飛ばないということがわかっていることもあって、砂を薄めに取ろうとしてホームランのミスが出ることもあるようです。

 今回は、「遠くに飛ばせない」後者のタイプへのレッスンを行いましょう。

 ハンドレイトに構えている場合は、まずは手元を前に出してハンドファーストの形にします。そして肩を地面と平行に保つ。これでロフトが立つ分、ボールは飛ぶはずです。

 ただ、ハンドレイトに構えていた人の場合、ボールが左に飛び出してしまうことがあります。その理由は、ハンドレイトに構えていると右腕、右肩が前に出てしまうため、ハンドファーストに構えても前のクセが残ってアウトサイドインの軌道になりやすいからです。

 だから、左に飛ぶ人は、「ボールに刃が当たってしまうのではないか」というくらい手元を前に出して構え、その分フェースをしっかり開きましょう。このとき、開いてから握り直すことも大事です。構えに関してはこれでOKです。

 スイングに関しては、インパクトまでヘッドスピードを上げていき、砂ごとボールを打ち抜くイメージでスイングしましょう。インパクトで絶対に緩まないようにすることが大事です。そして、この打ち方で飛びすぎる場合は、ヘッドを深めに入れるなど、取る砂の量で調整してください。

 あとはどこに落とすかを意識することも大事。しっかり目標を定めて打てば、ホームランになることはないはずです。

 このように多くのアマチュアゴルファーが苦手とするバンカーショットですが、構え方を間違えず、インパクトで緩まなければそう大きなミスになることはありません。アマチュアの場合、練習する機会が少ないとは思いますが、この2つのことを忘れないで自信を持って打ってください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、萩原菜乃花さん、森はなさん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#186より

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