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ポイント抑えて寄せワンを増やそう!100ヤード前後のコントロールショット

2021年12月29日(水)午前11:42

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 残り100ヤード。ショートアイアンかウェッジでピタッと寄せたいところですが、タテ距離のコントロールが微妙に狂ったり、方向性が安定しないという人も多いようです。

 何故、距離が短いのに思い通りにボールが運べないのか。いくつかの原因が考えられますが、アマチュアゴルファーでよく見られるのは、スイングが大きすぎるケースです。

 グリーンを狙うショットの場合、たとえボールがフェアウェイにあってもライが真っ平らということは少なく、たいていは傾斜があるもの。そういうとき、少しでも振りが大きくなると土台が不安定になり、スイングも乱れてミスが出やすくなります。

 このようなミスを防ぐためにも、少しでも傾斜がある場合は、コンパクトなスイングを心がけるようにしましょう。

 コンパクトに振るためにはその準備として、クラブを短く持ち、スタンスも少し狭めにするようにしてください。

 また、近い距離で左に引っかける人も多いようですが、そういう人はハンドダウン気味になっていないかどうかを確認しましょう。手元が下がったハンドダウンになると、ボールから離れて立つことになるので、肩がかぶりやすく左を向きやすくなってしまうからです。

 それと同時に、スイング中は構えたときの手首の角度をキープすることも大事です。テークバックで手首の角度が変わらないようにクラブを振り上げたら、ダウンスイング~インパクトでもその角度をキープし続け、両腕が伸びたフォロースルーをとる。そうすれば、フェース面がキープされて引っかけることがなくなります。

 ショートアイアンやウェッジというのは、もともとつかまりやすいクラブで、左に行きやすい設計になっています。つまり、フェース面を安定させてヘッドを出していくだけでボールはつかまるということ。だから、余計なことをせず、構えた形をキープして体だけ回せばいいのです。

 ツアー中継を見ていても、男女問わず、コントロールショットのとき両腕を伸ばした形でフィニッシュをしている選手がいますが、あの形を真似るようにすれば100ヤードがピタッと寄るようになるはずです。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、黒田アーサーさん、高橋としみさん、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#196より

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