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7番アイアンを試してみよう!冬場のグリーン回りのアプローチ

2022年2月16日(水)午後0:27

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 芝が枯れている冬場のアプローチは難敵の一つ。今回は、そんな冬芝の攻略法をお教えしましょう。考えるべきは、手にするクラブです。

 例えば、ボールは花道にありピンまでの距離が30ヤード前後で、グリーンまでは多少の凸凹があるアプローチ。芝にハリがあるときなら、50度前後か56~58度のウェッジを手にするというのが一般的です。しかし、冬の薄芝の場合は、「どこまで転がせるか」ということを考えてクラブ選択をすることが大事になってきます。

 転がすクラブとして選択肢の中に入ってくるのはパター、PW、5~9番アイアン、UT。今回のようにある程度のキャリーが欲しい場合は、7~9番アイアン、PWからの選択になってきます。

 ぜひ試して欲しいのは、7番アイアンです。キャリーも出るし、転がりもいい。距離感がつかみにくいと思われるかもしれませんが、ウェッジに比べてスピンが入ることがないので、距離のブレが少なく、練習さえ積めば距離も合いやすくなります。

 このようなアドバイスをすると、「プロや上級者がショートアイアンやPWでアプローチしているのを見たことがない」という人もいます。確かにプロや上級者は、クラブ本来の確率ではなくて、練習量が豊富なクラブを使う傾向にあります。

 しかし、そういうことをやり続けていたら、たとえ上手い人であってもミスの回数が減ることはありません。レベルに関係なく、確率の高いクラブを選択したほうが、ゴルフが簡単になるのです。

 また、上級者に7番アイアンで転がしの練習をすすめする理由がもうひとつあります。それはボールが低く出るクラブで練習することで、目線が低くなることです。

 一度やってみるとわかると思いますが、7番アイアンで練習したあとPWで打つと、目線が低くなり、ボールを低く出すことができ、その分ボールが強く出るようになります。また、58度で打つ場合でも、目線を低くする動きが身に付いていれば、すくい打ちにはならないので、ライが悪くても大きなミスが出にくくなります。

 今回は、7番アイアンでのアプローチをおすすめしましたが、何種類かのクラブで練習をして、自分にとって最も確率の高いクラブを見つけてください。そうすれば、冬芝に強くなるだけでなく、寄せワンのチャンスが増えますよ。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、大和笑莉奈プロ、高橋恵プロ、森はなさん、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#203より

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