4日、海外メジャー「マスターズトーナメント」（7日～／米ジョージア州／オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ）の優勝予想が米ツアー公式サイトで発表となり、前回王者の松山英樹は選外となった。松山は首痛から約1か月ぶりに復帰した前週大会を2日目途中に棄権し、不安を抱えたまま連覇がかかる大舞台に臨むこととなっている。

　優勝候補最有力に推されたのは“メジャーハンター”として知られるブルックス・ケプカ（米）。2019年大会では優勝したタイガー・ウッズ（米）に次ぐ2位タイに入っており、全米オープンゴルフ選手権（2017年、2018年）、全米プロゴルフ選手権（2018年、2019年）に続くメジャー5勝目を狙う。

　優勝予想2番手は、マスターズトーナメント過去6回出場でトップ25入り5回と好相性を誇るジャスティン・トーマス（米）。3番手は、5回出場でトップ10入り4回とこちらもオーガスタ・ナショナルゴルフクラブで抜群の安定感を見せるジョン・ラーム（スペイン）となった。

　以下、4位にキャメロン・スミス（豪）、5位にスコッティ・シェフラー（米）、6位にダスティン・ジョンソン（米）、7位にザンダー・シャウフェレ（米）、8位にジョーダン・スピース（米）、9位にマシュー・フィッツパトリック（英）、10位にコリン・モリカワ（米）と続く。

　このほかの注目選手では、ローリー・マキロイ（北アイルランド）が12位、ヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）が14位、パトリック・キャントレー（米）が18位評価を受けている。金谷拓実、アマチュアの中島啓太は松山と同様に20位までのランキングに含まれなかった。

（写真：Getty Images）