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青木瀬令奈「一度もしたことのない複数回優勝を目指して頑張りたい」 今季初優勝&ツアー通算3勝目

2022年7月4日(月)午後1:55

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 青木瀬令奈が国内女子ツアーの資生堂 レディスオープン(神奈川県/戸塚カントリー倶楽部)で大会記録となる通算14アンダーで今季初優勝、1年ぶりのツアー通算3勝目を手にした。

―優勝した今の心境は

 この1年間は毎日がちょっと苦しかったので、3勝目を挙げられて嬉しいです。

―これまでの優勝とは違ったか

 1勝目は後続が伸ばせず、こぼれ落ちてきたようなもの。しかも2日間競技で、周りからはちゃんとした優勝ではないと言われることもありました。2勝目は4日間競技で伸ばし合いの優勝でしたが、3日目にトップに立って逃げ切り優勝をしてみたい気持ちがありました。

 なので今回は3日目の途中でトップに立って、そのまま勝ち切れことが自信になりましたし、自分の甘さを払拭して手にした3勝目は、今までとは大きく違った1勝です。

―ラウンド中のメンタル面について

 緊張はしていましたが、1番、2番でボギーを叩いて追う立場に一回なったことがプラスになっていたと思います。コーチにはリーダーボードを見ないほうが良いと言われていたので、何ストロークの余裕があるのか、追いかけられているのかなど全く分からない状況でした。

 ただ、カメラの台数を見て、恐らく(トップにいる)という感じでした。最後の最後まで攻撃の手を緩めず、バーディを獲ることに集中できたのが良かったです。

―基本的にリーダーボードは見ない?

 追いかける立場の時は相手を意識したほうが良いので見ますが、今日はコーチから見ないほうが良いと言われていたので、見ないで流れに身を任せました。

―3番、4番のバーディを振り返って

 前日もバーディで良いイメージがあったので、獲れたら流れを作れるという気持ちでした。

―10番から3連続バーディを奪った

 10番の3打目(チップイン)が入ってくれたことは大きかったです。9番のパーセーブも右の少し外れたカラーからチップインしそうなアプローチができていたので、良いイメージを持てました。長いショートホールの11番はスプーンでOKバーディにつけることができ、ホッとしました。

―初めてリーダーボードを見たのはどこか

 18番のファーストパットを打つ前です。

―ギャラリーの声援があった

 前回、優勝した時は無観客でしたが、今年は有観客で久しぶりに大ギャラリーの皆さんの前で優勝することができました。皆さんも喜んでいましたし、恩返しができました。

―今後の目標は

 今年は勝ちにこだわってきたからこそ、良い順位にいると思うので、まだ一度もしたことのない複数回優勝を目指して頑張りたいです。

(写真 : Getty Images)

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6月30日(木)~7月3日(日)

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