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深いラフからのアプローチを成功させる4つのポイント

2022年12月28日(水)午後2:28

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 グリーンまで30ヤード前後の深いラフ。アマチュアゴルファーの中には、どうやって打てばいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。

 こういう状況でまず考えなければいけないのは、グリーンに、できればパーパットが狙える位置に乗せるということです。パーパットが狙える位置ならば最悪でもボギーで上がることができる。しかし、グリーンに乗らなければダボの可能性も出てくるからです。

 次にそのためにはどうすればいいか。ポイントは4つあります。

 1つ目は、フェースを開くことです。クラブを地面と平行になるように体の正面に持ち上げ、自分から見てトゥが時計の針の2時あたり(約60度)を指すくらい思い切って開きましょう。

 2つ目は、グリップを体の正面にズラしてハンドレイト気味に構え、フェースを目標方向に合わせることです。

 ゴルファーの中には、オープンフェースにしてフェースを右に向け、ハンドファーストで構える人もいますが、そうすると、芝の抵抗があるのでフェースがそのまま右に抜けてしまい、ボールも右に飛んでいきます。だからフェースは目標に向け、ボールの位置も真ん中寄りにして、ハンドレイト気味に構えましょう。

 なおこのとき、クラブを長く持ちすぎないことも大事。短めに持って、ハンドアップ気味にして、ボールに近づいて立つようにしましょう。

 3つ目は、スタンスをスクエアにすることです。これに関しても、オープン気味に構える人が多いのですが、そもそもオープンに構えるのは、フェースを開いてフェースを右に向けた分、右に飛ばないようにするため。フェースを真っ直ぐにセットすれば、オープンに構える必要はありません。さらに付け加えれば、オープンに構えるとカット軌道になり、飛ばない原因にもなるので注意しましょう。

 ただし、見上げるような砲台グリーンなど、高くボールを上げなければいけないときはオープンスタンスが必要になってきます。それはまた別の話ということで。

 4つ目は、振り幅を決めたらその通りに打つことです。構えたときに振り幅を決めても、いざ打つときに、「ちょっと大きい(小さい)かな」と思ってしまうことがありますが、そうするとインパクトで緩んだり、力が入ったりしてミスに繋がります。決めた通りに打って、結果的に間違っていてもそれは仕方がないこと。ピタリと寄らないまでも、大きなミスになることはないので自分の決断を信じましょう。

 また、バックスイングとフォロースルーは5対5のイメージでスイングすることが大事です。左右対称を意識して、しっかりスイングしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #17」より(放送・見逃し配信中)

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