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アドレスとテークバックの始動を変えるだけでドローが打てる 河本結

2023年2月9日(木)午後1:23

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 持ち球はフェードだけど、右サイドがOB。そんなときは、「できれば左に曲がる球、それが無理でも右に曲がる球だけは打ちたくない」と思いますよね。そんなときのために、私も実践しているドローの打ち方を紹介したいと思います。

 多くのアマチュアゴルファーは、「球筋の打ち分けは難しい」というイメージがあると思いますが、私がやっているのは簡単な方法なので、参考にしてください。

 ポイントは、体とボールとの距離、ボールを置く位置、テークバックの始動の3つです。

 まず体とボールとの距離ですが、ドローを打ちたいときは、いつもより少しボールから離れて立ちます。そうすると自然と手が下がる、いわゆるハンドダウンの形になります(写真①)。その結果、クラブの軌道がフラットになってボールがつかまりやすくなります。

写真①

 次にボールの位置は、いつもより少し左に置きます。

 一般的に、ドローを打つ場合は右寄りに置いたほうがいいといわれていますが、それは「右に打ち出して左に曲げる」ドローを打つとき。しっかり左に曲げたいときは、左に置くことをオススメします。

 最後にテークバックの始動ですが、いつも上げている位置より少し手前に上げましょう(同②)。そうすると、スイング軌道が勝手にインサイドアウト気味になってくれるので球がつかまリやすくなります。

同②

 このように、アドレスとテークバックの始動でプレーンの傾きをずらすことができれば、球筋も勝手に変わってくれるもの。自分でスイングを変えて曲げるときのようにリスクをともなわないので、もし失敗したとしても大きなミスには繋がりません。

 簡単にできる方法なので、まずは練習場で試して見てください。

(取材協力:茨城県・金乃台カントリークラブ)

河本結(かわもと・ゆい)
1998年8月29日、愛媛県生まれ。5歳から競技を始め、愛媛・松山聖陵高を経て、日本体育大に進学。2018年に下部ツアーで年間4勝を挙げ賞金ランク1位に。同年プロテストに合格。ルーキーイヤーの19年、「アクサレディス」で早々とツアー初優勝を飾る。20年から米ツアーに参戦。21年5月からは国内ツアーを主戦場にした。弟の河本力もプロゴルファーとして活躍。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/2/3 発売号より転載)

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