ローリー・マキロイ（北アイルランド）が、6日開幕の海外メジャー、マスターズトーナメント（米ジョージア州／オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ）に向けた意欲を語った。

　これまで全米オープンゴルフ選手権（2011年）、全米プロゴルフ選手権（2012年、2014年）、全英オープンゴルフ選手権（2014年）で優勝しているマキロイ。キャリアグランドスラム達成へもうひとつのビッグタイトルとなっているマスターズでも、昨年大会の単独2位を含むトップ10入り7度とグリーンジャケット獲得まであと一歩に迫っている。

　今大会が9度目のキャリアグランドスラム挑戦となるマキロイは、「これまで5つ目の（メジャー）タイトルへの扉を叩いてきた。前回メジャーで優勝した時と同じか、それ以上に良い選手になっていると感じている。だからかなり良い感じなんだ」と自信を見せる。ここ数年は足踏みが続いていたが、「何事も経験しないといけないと思う」とこれまでの苦難もプラスにとらえて臨むとした。

　さらに「ここに来て自分のゲームがかなり良い状態にあることを実感しているから、とてもリラックスしているんだ」と手応えを語るマキロイ。ジーン・サラゼン（米）、ベン・ホーガン（米）、ゲーリー・プレーヤー（南ア）、ジャック・ニクラス（米）、タイガー・ウッズ（米）に続く史上6人目の偉業達成へ、トム・キム（韓）、サム・バーンズ（米）と回る初日のスタートダッシュに期待したい。

（写真：Getty Images）