米男子ツアーとDPワールドツアーの共催大会、ジェネシス スコティッシュオープンは13日、スコットランドのザ・ルネッサンスクラブ（7,237ヤード・パー70）で開幕する。

　全英オープンゴルフ選手権（20～23日／英国／ロイヤルリバプールゴルフクラブ）の前哨戦には、ザンダー・シャウフェレ（米）が前回王者として参戦。昨年大会はムービングデーに「66」をマークして単独首位に浮上すると、最終日を「70」にまとめて通算7アンダーでシーズン3勝目を挙げた。今シーズンはここまで17試合の出場で予選落ちなし、半数以上の9試合でトップ10入りと抜群の安定感を誇るも優勝がなく、ディフェンディング大会で今季初優勝を手にしたいところだ。

　2週前のロケットモーゲージクラシックを制したリッキー・ファウラー（米）は、出場2試合連続優勝と2015年に続く大会2勝目に挑む。昨年大会予選落ちのスコッティ・シェフラー（米）は3月のザ・プレーヤーズチャンピオンシップ以来の今季3勝目を目指す。また、ローリー・マキロイ（北アイルランド）もここ5試合連続トップ10入りと好調で、2014年以来2度目の栄冠を狙う全英オープンへ弾みをつけるべくスコットランドに入ってくる。

　このほかにも、先月の全米オープンゴルフ選手権を制したウィンダム・クラーク（米）、サム・バーンズ（米）、マシュー・フィッツパトリック（英）、ジャスティン・トーマス（米）、ジョーダン・スピース（米）、パトリック・キャントレー（米）、マックス・ホーマ（米）、ヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）ら有力選手が集結予定。

　さらに前週のDPワールドツアー、メイド・イン・ハイマーランドで優勝したラスムス・ホイガールト（デンマーク）、同ツアーのポイントランキングでマキロイ、ジョン・ラーム（スペイン）に次ぐ3位につけるエイドリアン・メロンク（ポーランド）や、注目の若手ルズヴィ・アベリ（スウェーデン）もエントリーしている。

（写真：Getty Images）