米男子ツアーのフォーティネットチャンピオンシップは14日、米カリフォルニア州のナパにあるシルバラードリゾート＆スパ（7,123ヤード・パー72）で開幕。同ツアーは来季から暦年制となるため、今大会は新たに設定された「フェデックスカップ・フォール」の初戦として実施される。

「フェデックスカップ・フォール」は、主に2022-23シーズンのフェデックスカップ・ポイントランキング51位以下の選手が来季の出場資格順位を争うもの。フォーティネットチャンピオンシップを皮切りに日本でのZOZOチャンピオンシップ（10月19日～）を含む計7試合が行われ、125位までに入った選手がシード権を得る。

　2022-23シーズンのポイントランク51位から70位までの選手はすでに来季のシード権を確保しているが、「フェデックスカップ・フォール」終了時点で60位までに入ればシグネチャー大会のAT&Tペブルビーチプロアマ（2月1日～）とザ・ジェネシスインビテーショナル（2月15日～）の出場が可能となる。

　初戦には、ポイントランク185位からシード権獲得を目指す小平智、同71位からシグネチャー大会の出場権を狙うジャスティン・トーマス（米）がエントリー。マッケンジー・ヒューズ（カナダ）、マット・クーチャー（米）、ウェブ・シンプソン（米）、キャメロン・チャンプ（米）、ザック・ジョンソン（米）らも出場選手に名を連ねた。

　また、新シーズン開幕戦として実施された2021年、2022年大会を制したマックス・ホーマ（米）も3連覇をかけて参戦する。こちらはシグネチャー大会全8試合に出場可能な50位以内に入っているためランキングに変動はないが、賞金や世界ランキングポイントは加算される。

（写真：Getty Images）