米女子ツアーのアニカ・ドリブン by ゲインブリッジLPGA at ペリカンは9日、米フロリダ州のペリカンGC（6,268ヤード・パー70）で幕を開ける。日本からは古江彩佳、西村優菜、勝みなみ、渋野日向子の4選手が出場予定だ。

　今シーズンも残すところ2試合となったが、最終戦のCMEグループ・ツアー選手権（16日～／米フロリダ州／ティブロンGC）に進出するのはポイントランキング上位60人に限られるため、来季のシード権争いは今大会で決着する。

　日本勢では勝と渋野がフルシード（上位80人）の当落線上にいる。勝はランキング77位で迎えた前週のTOTOジャパンクラシックで単独71位に終わったが、同ランク78位と圏内を維持。一方の渋野はランキング81位からの浮上を狙うも40位タイにとどまり、同ランク81位と圏外のまま今週の滑り込みにかけることとなった。

　今大会には3連覇を狙うネリー・コルダ（米）、世界ランク1位のイン・ルオニン（中）、ポイントランクトップのセリーヌ・ブティエ（仏）を中心に、リリア・ヴ（米）、コ・ジヨン（韓）、アッタヤ・ティティクル（タイ）、アリセン・コープス（米）と有力選手が集結するが、勝と渋野の大一番での奮起に期待したい。