PGAツアーとLPGAツアーの選手による男女混合ダブルス戦、グラント ソーントン インビテーショナルは13日、米フロリダ州のティブロンゴルフクラブ（男子：7,382ヤード・パー72／女子：6,788ヤード・パー72）で第2ラウンドが終了。PGAツアー公式サイトのパワーランキングで1位に推されているブルック・ヘンダーソン＆コーリー・コナーズ（ともにカナダ）は通算16アンダー4位タイと逆転優勝が狙える位置につけている。

　2日目はフォアサム方式で行われ、カナダペアは10位タイから7バーディ、2ボギーで回り、この日のベストスコア「67」を記録。コナーズは「このフォーマットをとても楽しみにしていました。過去にもいい結果を出していますし、半分のショットを任せられる信頼できる相棒がいますからね」と満足そうに振り返った。

　3度目の開催となる今大会には例年16チーム（計32名）が出場しているが、2人は2023年に単独2位、2024年に単独4位に入っている。3打差を追う最終ラウンドは変則フォアボール方式で行われるが、ヘンダーソンは「これまでの経験では、日曜日はいつも私たちにとって良い一日になっています」と自信を見せる。

　さらに「これまでも何度か（優勝に）近づいています。日曜日に優勝争いに加われるのはいつも楽しいですし、コーリーと一緒に勝てたら本当に特別だと思います。惜しいところまで行ったことが何度かあるので、明日はたくさんバーディを獲って、どうなるかを楽しみにしたいです」と大会初制覇への意欲を語った。

　通算19アンダー単独首位はローレン・コフリン＆アンドリュー・ノバク（ともに米）。コフリンは昨年LPGAツアーで2勝、ノバクは今年PGAツアーのダブルス戦で初優勝を飾った。以下、通算18アンダー単独2位にチャーリー・ハル（英）＆マイケル・ブレナン（米）、通算17アンダー単独3位にメジャーチャンピオン同士のレクシー・トンプソン＆ウィンダム・クラーク（ともに米）が続いている。

（写真：Getty Images）