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J.スピースとZ.ジョンソン、2028年導入のPGAツアー新制度に見解

2026年7月1日(水)午後3:50

 2028年シーズンから導入されるPGAツアーの新たな競技システムについて、ジョーダン・スピース(米)とザック・ジョンソン(米)が30日、ジョンディアクラシック(2~5日/イリノイ州/TPCディアラン)を前にそれぞれの見解を示した。

 PGAツアーは先日、2028年シーズンからツアーを「チャンピオンシップ・シリーズ」と「チャレンジャー・シリーズ」の2部制に再編し、昇降格制度を導入する新フォーマットを発表。世界トップ選手が集う上位カテゴリーと、そこへの昇格を目指す下位カテゴリーを明確化する。

 ジョン・ディア・クラシックを過去2度制しているスピースは、新フォーマットの根幹となる昇降格制度について、「今の時点でもある程度はすでに存在していると思う。問題は、誰にでも理解できるようにどれだけ分かりやすくできるかということ。以前は125位で、今は100位、70位、50位とさまざまな基準がある。時間が経てば調整されていくだろうが、現時点では、これまで存在していたものをより整理したものに見える」と評価。現在の複雑な出場資格制度を整理し、ファンにとって分かりやすい仕組みになることへの期待を口にした。

 また、今年からシニアツアーにも出場している50歳のジョンソンは、近年のPGAツアーについて「すでに2つの階層が存在しているように感じる。シグネチャーイベントがあり、それ以外の大会がある。PGAツアーの素晴らしいところは、それ以外の大会にも素晴らしい選手たちが出場していて、チャンスがたくさんあること。おそらく、今後も同じ状況になる思う。結局のところ、どのような視点で見るかという問題」と述べ、改革は既存の流れを制度として明文化した側面が強いとの認識を示した。

 さらにジョンソンは、新フォーマットの最大の特徴として実力主義が維持される点を挙げ、「この2部制の素晴らしさは、依然として実力主義が維持されていること。かなりしっかりした枠組みになっているように思う。年間を通した制度設計の中でも、そして毎週の競技という観点でも、実力主義が維持されている。両方のカテゴリーで予選カットがあり、自分が勝ち取ったものを手にするということは変わらない。チャンスは依然として存在していると思う」と説明した。

 また、プライベートの観点からもメリットを指摘。「これは家族を持つ立場からの考え方だが、おそらく妻たちはとても喜ぶだろう。なぜなら、大会に出場できるかどうかがはっきりするから。『今年は何に出るの?』『もし出られるなら、出るかもしれない』という状況だったわけだけど、これからは白黒はっきりする。どちらのシリーズに所属しているのかが明確になるので、自分のスケジュールやオフの期間などを計画できるようになる」と話し、選手や家族にとっての見通しの良さも新たな競技システムの利点になるとの見方を示した。

 PGAツアーは2028年シーズンの本格導入に向け、今後も大会構成などの詳細を順次公表していく予定。選手たちからは、新フォーマットが競技性と分かりやすさを両立させる改革となることへの期待の声が上がっている。

(写真:Getty Images)

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